騎士の奏でる鎮魂歌

□聖職者の鎮魂歌
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現れたマルディンを見た皆は言葉に詰まる。
---何だあのけだるげな雰囲気は。
皆の視線に気付いているのかいないのか、静かに歩くマルディンは、ほうける業者の前に立った。
「…お待たせして、申し訳ありません。」
こちらです、と先に立って歩く。慌てて追い掛ける業者は内心不安でいっぱいだった。
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