***
□拍手お礼文
4ページ/6ページ
「じゃーん!」
「おー!優梨かわいい!魔女っ子!」
「マント長いから踏みつけそうで心配だけど一応楽器はできそうだからよかった」
「でも良かったなぁ。ホロホロたちのハロウィンライブ参加するって言ったら仮装が絶対条件だったもんなぁ。一ヶ月前だったからキツかったんよ」
「それでクロムさんがニクロムくんの小学校でやるハロウィンパーティ用の衣装作るついでに私たちのも作ってくれたんだもんねー。後でお土産にお菓子持ってってあげなくちゃ」
「そうだなー」
「葉くんはおっきいかぼちゃ被ってるからジャックオランタン?」
「そうそう。でもかぼちゃ帽子はいいとしてコレがなぁ…」
「いいじゃない。かわいいよ?首のおっきなリボン」
「いや男がつけるモンじゃないだろ…」
「あはは、似合ってる似合ってる………ところでハオは?」
「あれ?オイラと一緒に着替えてたのに…まだなんか?」
***
にいちゃん舞台裏にいました
「…………」
「「グッジョブ!!」」
「二人して親指立てるな!!」
「いやにいちゃん可愛い!!黒猫!!しかもなんでやけにクオリティ高いヤツを!?」
「知るか!!」
「耳の真っ赤なリボン可愛いねぇ!葉くんとお揃いだ!」
「マジでか!!」
「やめろ!引っ張らないでくれ!!というか葉お前なんで嬉しそうなんだよ気持ち悪いな!!」
「あ、尻尾になんかついてる………………メッセージカード?」
「あ?」
「なになに?」
『葉君ハオ君優梨ちゃん
衣装は気に入ってくれたかな?
クロムだけでは大変そうだったから俺も手伝ってやったぞ!
特にハオ君の衣装案は俺が出したから自信作だ!キ●ィーちゃんみたいで可愛いだろ?
猫好きだって言ってたし、たまには小馬鹿にしたような顔やむくれた顔ばかりじゃなくて可愛く笑ってごらん!
それじゃあ
今日のライブ頑張ってくれよ☆
みんなのシルバ先生より☆』
「「「…………………」」」
「「……………………」」
「「………………ぶふっ!」」
「なに笑ってんだよ!!」
「あはははは!!すごい!!すごいよシルバ先生天才!!ありがとうございます!!」
「ひー!!オイラもう腹筋壊れるうううう!!あはははは!!メッセージっつーか8割ハオへのおちょくりじゃねーかぎゃはははは!!!」
「ああああのバカ教師があああ!!!今度会ったら固め技決めてやるううううう!!!」
にいちゃん涙目。
Happy Halloween!
(お菓子くれなきゃイタズラするぞ!)
.