舞遊
□卒業レモネード
1ページ/1ページ
ちょっぴり切なくて
だけど嬉しくてこそばゆい
「おめでとう。」
まだほんのり冷たい
生まれたての春風が
曖昧な気持ちと
中途半端な心を掻き乱す。
真っ青な青空が
心に染みるのは
リセットされて
空っぽになった気持ちと心が
終わりであり始まりだからだ。
普段は気にもとめない
何でもないような
ありふれた言葉達が
迷う背中を押した。
さぁ、
まだ甘酸っぱい果実を
自らの手で熟す旅に出ようか?
終始地点はいつだって
誰もがみんな
甘酸っぱいの。
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ