蝶ニナル夢

□綿雪日和
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「真っ白だね。」


そう言って

互いに笑った。


でも、不思議だな。


こんな

雪の寒い日は

ホットな珈琲よりも

熱々の鍋料理よりも

人の温もりの方が

温かい。


そう思いながら

君と二人

並んで歩く…。


歩き馴れた

雪の上の道。
 

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