10/30の日記

23:00
イキトシイケルモノヨ オイヲタノシメ
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今日10月30日まさに秋の夜長天上より滴る透明な雫、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいます?
久しぶりにblogに想いを書きたくなった本田ちゃぼです。

巷では○○○48ってグループが溢れていてあっち見てもこっち観ても○○○…正直カメラにコビる目線にうんざりです。
日本の悪いところは売れると頭脳が理解するとそのアイテムに集中しすぎるところですよね。これまでもイロイロなアイテムがギタギタになって消滅し、ぽっかりと国土に空き地を作ってまいりました。
エンターテイメントの世界もまたぽっかりと空き地を作ってしまうのですかねぇ。
ただ私はアイドルって存在を否定するわけではありません。現に今私の部屋でエンドレスに流れているのはイシザカトモコさんの「ありがとう」って楽曲で私のアオカビ臭い青春の1ページを盛り上げるのに一役買ってくれた作品であります。
かなり古い時代ですのでわかりにくいかもしれませんがそこはそれそれの魂の日付変更線、我慢していただきたいと思います。
しかし昨今日本を代表に世界のヒト社会ではその日付変更線に逆らうかのようにいつまでも若くありたいと願い、化けてしまう行為が流行っておりますね。
たしかに「老い」は何となく先がもう無くて寂しい気もいたします。
私なんて左足付け根がただ起っているだけでも痛いくらいだしツヤツヤと張りのあった髪も減りあちこちゴマアザラシのように白く、目なんて近くを観るときは眼鏡を外して細目で観てしまう始末。
いやぁまさに「老い」をいや人生の秋ともいえる状態を満喫しております。
最近は公園のほんの少し先のベンチさえ走れないで這うように辿り着くようになっちゃったなぁ〜もう少し走れるトキに走っておけばよかったなぁなんてよく思います。
それと同時に頭蓋骨の中の肉の塊は小さな頃から少し前の自らが歩いてきた命という道を思い出し、未知も歩み振り返れば道でしかなかったなぁなんて勝手に考え、さらなる未知に挑まんとする想いにブレーキをかけてしまいます。
でもでもされどされど! 老いたから衰えたからこそ素敵だったトキを昨日のように慕え立ち止まり、また歩いていけるんじゃないかなって思うんです。
華はただ咲いてそしてただ揺れて風(時間)の中、ただある姿を喜ぶように土に倒れ透明になる。記憶にはたしかに香る風と色があり様々なシーンを心に何度も何度も繰り返し巡らせる。 ただそこに華は無く柔らかな陽に包まれた土があるだけ。

う〜ん老いて自らの未知を問うよりも、老いた自らとともにまたいつか振り返ってみて、道についた消えそうな足跡を微笑みながらみるときを楽しみに活きてみてはどうかなって思います。


「喜びの日も悲しい日もともに夢を追いかけた 見えなくなる後ろ姿、この時代にありがとう」とはイシザカトモコさんの歌うフレーズ。
化けるより化けるより、自らの老いさえありがとうといえる明日でありたい…そう思う。
今日の誕生花はシーマンニア。花言葉は繁栄…
繁栄とは比べる日々ありて生まれる姿なきもので追いかけるものでもしがみつくものでもない。
ただ今を眺め揺れていたい 今日近い未来に咲き誇るストレプトカーパスをみてそう思った。




静かに強く未知を照らす その小さな蕾


その蕾に似合うコトバは


ありがとう





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エゴイストガーデン グリーンベルホームページに秋の新苗をアップいたしました!皆様よろしくお願いいたします。

本田ちゃぼ

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