03/22の日記

23:13
金は食えない
---------------
■蓮舫氏、サマータイム導入検討…電力不足に備え
(読売新聞 - 03月22日 )っていう記事をSNSでみました。

(´-ω-`)
頑張って知恵を絞ってくれているとは思いますが、根本を見直すっていうのは今さら無理なのですかね…。
あくまでも経済についてまるっきりど素人の私の意見ですので詳しい方はバカヤローって流してください。
まずCO2削減がまるで出来ていない日本で局地的節電が国民意識で可能なのかどうかです。
あれだけ節電だ節電だと宣い、CO2削減だと叫んだうえで近ごろ話題となるのは交通渋滞にゴミ問題にあちこちのイルミネーション規模自慢。
深夜にギラギラやっていて何が節電だ?国民にどんどん車を購入させて高速まで安くしておいて何がCO2削減だ?
私が清く正しい天使のような少年のころ(?)、夜の玄関先や庭先といえば真っ暗で少しコワイくらいだったのだが今は皆さん熟睡しているはずの深夜でさえ家庭の照明はピカピカと光っていてすごく明るい。

主要道路沿いにはコンビニの看板や深夜営業の飲食店の看板がピッカピカ。
もちろん電化製品メーカーの努力があり、昔より大幅に節電が出来ている。
しかし節電が出来ているというのは節電typeだからこれまで並かそれ以上ピカピカさせろというわけではなく、あくまでも可能な限り節電するための補助機能なのではないかと私は考えている。
全てにおいてそうだ。 新幹線はじめ乗り物は驚くほど進化し、あちこち行くのも楽だし速くもなった。
しかし本当に楽になったのかよく考えてみてほしい。出張に行くギリギリまで仕事をし、結局終日バタバタとしていませんか?家庭の電化製品は見事な進化をとげ、セミオートマチック状態だが家事に仕事に育児と一日中バタバタしてあげくはノイローゼにまでなってしまう女性もいるほどである。
かつて電化製品がこれほど便利になって今の家事は昔より楽なはずなのに今の主婦は〜って話をあちこちで聞いたものだが、私はその便利さのせいでさらにユトリを削って活きている文明の最大の被害者だと思えてしかたがないのである。
世界はたえず動いていて経済に深夜も真っ昼間もないっていうのはよく解るが、夜眠らないで昼眠ってばかりいるだけでも少しずつ少しずつ肉体を蝕まれてしまうというのに眠らない国土が健全であるわけがないのです。
少し前の時代は夜勤といえばアルバイトから正社員まで収入は昼勤と比べてかなり高かったものだが今はどうだ? いつのまにか昼勤も夜勤もほとんど差額がないほど低く「夜勤は夜勤で昼勤務とはまったく違う」とでもいうように設定されている。

つまり全てのヒトといっていいくらいのヒトが昔の笑い話にあった機械と文明の奴隷化いやこれでは言葉が悪い…部品化しているわけである。(これも悪いなぁ)
前へ足を進めるのは人類であって経済でも文明でもない。
しかし人類を未来へ誘うはずの経済と文明が人類のコミュニケーション能力まで低下させ、24時間バタバタした国にしてしまっている。

でも金を直接生み出さない役所や銀行などは実質的窓口を閉鎖し、しっかり夜眠っている。(もちろん例外はある。しかし基本的には休みだ)

一度は世界一の経済大国となったかもしれないが、日本人類的には忙しいだけで子供まで少なくなって気がつくと国民の背負う借金だけが増えた。
○○ショックだ△△のあおりをうけたとか言っているがそもそも人類が前に進むために必要な金に目が眩み、文字通りマネーゲームに重きをおきすぎ、生産、何かを生み出すことを軽くみたせいだろうと思う。
そりゃあその世界で飯を食っているヒトもたくさんいて言い分はあるだろうし、その意見は正しいでしょう。
しかしそうやって金を稼いでも金は食えない。金で買う生産された食品は食えるが金は食えないのだ。

いかがだろう…今見直す部分は何なのか、少し違う目線で眺めてみれば答はでてこないだろうか…。
すでに賢く器用な日本人の時代は終わり、新しい日本の構築の時期に入っているのではないだろうか。



本田ちゃぼ

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

07:10
いってらっしゃいませ!
---------------
私は家の朝食が大好きだが時々外で朝食セットを食べます。
外で食べる朝食がなぜ好きなのかと申しますと朝食べにくる人たちを観るのがたまらなく好きなんですよね。
寝ぼけ眼でメニューを真剣に見て今日のスタートを決めるなんて何となく夢がありません?
そして自ら決定をくだし、いざ店員さんをよぶベルへ手をのばす!
さて、彼はいったいどのメニューを自らの朝に相応しいと決断をしたのかジャジャン!
そして間もなく手元に届いた朝食セット、香りたつ湯気の向こうにはまさに今日の活力を得んとする彼の眼がまだ半分閉じている瞼の奥で光る。
そんな他人様のメニューが私の注文したメニューと同じだと「彼は私と同じスタートをきった。はたして私の今日は?彼の今日は?」なんて思ったりします。
ある意味私は変なヒトかもしれませんが他人との繋がりが乏しくなった近年では大変貴重な時間だったりします。
他にもブラブラしている最中にバスを待つヒトをみると「さてあのヒトはいったいどんな場所へ自らを向かわせるのか!」なんてニタニタしたりします。
本当に今日といっても次の瞬間って解らない。解らないから生きてしまう。
そして不可思議かつ不確かな明日を夢みてしっかりと歩いていく。
なんて素敵-ただ活きること!
日本の明日にとって大きな痛手となってしまった今回の震災…。
このことで無力な私は頑張って!としか発することができなかった。
しかし今かの地では略奪行為が増加しているというではないか!
あの惨状からタチアガロウとするヒトの邪魔をするヒトの形をした我欲という生き物…。
詐欺や略奪にはしる生き物たちは今日のスタートをどんな気分できるというのだろうか、そして物資が不足しているなかで買い占め行動をする生き物たちはどんな気分で朝を迎えるのだろう。
せめて今日を活きるならば昨日を悔いて今日新しい自らを見出だし、ただ生きていただきたいと私は思います。

今日の誕生花はイベリス、花言葉は心をひきつける…。
心をひきつけるのはいつだって今はまだいない次の瞬間を照らす希望。希望と欲望はいつも正邪の針を振り心を惑わせる。されど明日が欲しいと望む今日を歩くならば、せめてプラスに針をとめ希望の花を咲かせようじゃありませんか。



朝食セットを食べ、背中越しに投げ掛けられた「いってらっしゃい」って店員さんの声、蹴っ飛ばされて飛び出した今日はどんな明日を育てるのだろう

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ