05/13の日記

01:09
活きるとは生きる意味を探す
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40代自殺の増加幅最大=20〜30代は過去最悪−12年連続3万人超・警察庁
という記事を目にしました。

なるほど私世代はかなりの増加ですか…
失業、生活苦、うつですか…
私も他人事ではなく同じ経験をいたしまして肉体的死を考えたことがありました。
そう、昨年ずっと山に行きまして幼少の頃に夢みたクワガタ虫採集に明け暮れたのはどこかに自らの肉体的死に場所を求めていたのかもしれません。
ただ山に入れば入るほど、愛機モンキーに跨がれば跨がるほどに気持ちは真逆の方向へと動いていきました。
いきなり邪魔者扱いされ追い出された悔しさや虚しさは今も深く魂に刻まれていて前にでる気持ちは皆無に等しくなっていますが、そんな私がなぜまだなんとかこの身を地にぶら下げているかと申しますと単純に気持ち悪いと思うからと約束を果たすためなのです。
そもそも私が作詩及び作詞をするようになったのは小学三年生の頃に経験した我が友の自殺からでした。
一緒に森の中や公園を走り回り、ラムネ味のアイスをかじり笑っていた友が、その日の夕方に公園の角にある桜に身を預けぶらさがったわけです。
最後に遊んでいたのが私であったため警察の方が私に何か変わったことはなかったかと聴きにきまして私は彼の死を知ったわけですが、いまだに信じられない気持ちとユルセナイ気持ちで胸がいっぱいになります。
あとになり彼の自殺の理由が親族による虐めによるものと解りましたが何故?という気持ちだけが残り、悲しい気持ちを二度と誰にも味わってほしくない想いのみで書きはじめたわけです。

そんな私が自殺することは彼と彼に懐いた想いへの裏切りになるし、肉体を自ら殺すには痛みと苦しみを伴います。 さらに私もマジマジと見てしまいましたが、列車への飛び込みは本当にバラバラになりますし飛び降りればものすごい範囲に自らの欠片が飛び散ります。
これは間違いなく痛いし苦しいし、もし自らを外から眺めることになったら気持ち悪いことこの上ありません。
私は心情をライフステージという作品に込めましたが、今もし自らの肉体的死を選択しようとする方がいらっしゃったらどうぞもう一度考えてみてくださいと言いたいですね。
私もまだ立ち直れず魂は浮遊しておりますが、必ずしも死は解決へと導くものではなく時を苦しみの中に止めているだけだということを理解していただきたいと思います。
少し卑怯かもしれませんが今まで自らを置いたことのない世界に自らを置いてみてください。
私の場合山の中でしたが、マムシに飛びかかられたときは冷や汗かきましたし、真っ暗な林の中で鹿や猪に囲まれたときは怯えるって言葉を知りました。暗闇で故障したバイクをひたすら押して街まで行ったときは汗だくの中で苦痛を笑い飛ばしました。
苦しみが金ならば金を捨ててみてください。他の何かが苦しみならば他の何かを捨ててみてください。自らが実は予想外に強いものだと確認できることでしょう。

life stage

あざけるように笑う人がいた

覗いては無関心な人がいた

哀れむように嘆く人がいた

同情を装う偽善者がいた

剥がせぬ肌の色 恨みはしないが

涙 隠すように冷や水を浴びた

そんな僕の隠せない感情の隙間を

埋めるように鳩時計は繰り返し歌う

去りゆく日々を少しでも癒すように

平凡な日々を笑え
life stage


飛び越えようとして転がり落ちた

それでも何か見つけてもがいていた

羨む人の ふとした言葉はいつも

追い縋る影のようで怖く思えた

何かを掃うように車を操り

風を切る音は言葉を無くした

暁にもたれて吹かす煙草の煙りが

朝露を滲ませ宙を舞っていた

拓いたタマテバコから何が生まれるのか

今の普通を笑え
life stage


遊び慣れた友は姿を消し

ぶら下がった桜は空虚となった

つまらない暴挙は命を剥がし

集合写真の隅で友は笑っていた

真実を知らず大人は骸を嘆き

もの言わぬ友は空を煙りに染めた

どうして強きものは弱きをくじくのか

行き場のない感情が拳を血で染めた

何もないように時は流れてゆくのか

今の理不尽を笑え
life stage


それからも僕は仕事を変え

身の丈にあったぬるま湯求めた

押し寄せる人波 眺める日々に

燃えていた情熱は息を潜めた

「学びを続けよ」母の嫌な口癖

いまさらながら狂おしく響いた

いうとおり先人のチエは確かみたいだ

戻れるものなら戻りましょうか

そうしたらみる世界は少し変わるのか

今のアリキタリを笑え
life stage


それでも人並み恋に落ちて

教科書にないような愛を見つけた

繰り返し呼ぶ名に幸を感じ

雨の降る坂道さえ輝きを産み落とす

求めようとして恋の贋作綴り

ヒト(他人)の恋唄を繰り返し歌った

そんなに僕にも無造作に時は巡るみたいだ

両手を繋いで躍りましょうか

真実はやはり物語を好むようだ

今の普通を笑え
life stage


振り返りみれば様々なことが

後ろ向きなようで前向きだった

すべてを言葉で現せないが

正直な僕がペン滑らせた

これからも僕のことも照らしますように

朧げな空に目線をおくった

やはりヒトが求めることは限りないみたいだ

すました鳩が道を歩いていた

濡れていたアスファルトはもうかわいていた

今を普通を笑え
life stage

今を普通を笑え
life stage



今日の誕生花はカリフォルニアポピー…花言葉は願いをかなえて…
私の願いは、より強く死ぬことです。


本田ちゃぼ

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