□かげろう
1ページ/1ページ

穏やかな日々をさ迷いながら



地を這いゆく君よ



空色に染まる烏に身をまかせ


かの空をゆくがいい


少しずつ少しずつ小さくなってゆくこの星に


君は愛を知るだろう



闇さえも輝いて
君を照らしていたことを


君はその瞳でみるだろう



繋いだ手は見えなくとも


それが
それさえもが永遠だと知るだろう


ドウシヨウモナイ


広大の中で

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ