扉
□かげろう
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穏やかな日々をさ迷いながら
地を這いゆく君よ
空色に染まる烏に身をまかせ
かの空をゆくがいい
少しずつ少しずつ小さくなってゆくこの星に
君は愛を知るだろう
闇さえも輝いて
君を照らしていたことを
君はその瞳でみるだろう
繋いだ手は見えなくとも
それが
それさえもが永遠だと知るだろう
ドウシヨウモナイ
広大の中で
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