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□飲んでも飲まれるな!!
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「じゃんじゃん飲むがよーーーー!!!!!!!!!!」
両手いっぱいに酒瓶を抱えた高知が戻ってきた。
「ちょ…高知買いすぎなんやない…?」
大量の酒瓶を机に置くのを手伝いながら香川はその量を見てあきれている。
「なに言うがか、かがねぇちゃ!!!!俺がこんだけ飲んで…」
そういいながら5分の3をガチャガチャと自分の方に引き寄せる。
「ほんで!!これがみんなの分やき!!!」
「………あんた、いつか肝臓爆発するで。」
「高知〜!お酒買ってきたん〜??」
愛媛がキッチンの方から顔だけをのぞかせてきた。
「お〜!媛ねぇちゃ、何か作りよるがか??」
「えっとね、はまちのお刺身と鯛めし〜。あと香川が持ってきてくれたおうどん。
あとはね〜徳島に頼んどいたすだちを高知のお酒と飲むんよ〜。
あれすっごいおいしいけんねぇ〜…」
「…姉さん、よだれ。あとごはん炊けたみたいやで。」
「あっほんとや〜」
香川の指摘にのほほんとキッチンに戻っていく愛媛。
そこで玄関からガラガラと扉を開ける音がした。
「あ!徳兄ちゃも来た!!!俺出てくるー!!」
高知が玄関の方にバタバタと走って行った。
香川はポケットから携帯を取り出し、画面を見て愛媛の方へ顔を出した。
「姉さん、岡山らあと30分くらいで着くって。」
「ほーなん、わかった〜」
今日は四国四県と広島と岡山が愛媛の家に集まって食事会をすることになっていた。
少し前から、それぞれが美味しいものを持ち寄り、話をして楽しもうと計画していたのだ。
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