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□サヨナラの君と
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君がいつもと変わらぬようにもらしたその言葉に
私は頭の中が真っ白になった。









[1%の気持ち]















もうすぐ君が転校する。



嫌だな……




だってせっかく君と仲良くなれたって言うのに…




何で君が転校しちゃうの?






しかも私達が卒業する1年前になって。



どうせならあと1年一緒にいることは出来ないの?






君がそれで転校しちゃったら、もう私とは会うこと出来ないでしょう?



君は何とも思わないかもしれない。
でも私はこの上ないほど悲しいよ。






優しい君だから、悲しい。



そんな君が、愛おしい。





君のことを考えると少しまで幸せだったのが今はそのことしか考えられなくて泣いてしまう。




ねぇ、どうにかしてよ。





君が私を悲しくさせたんだよ。












明日、学校に行くと隣で君はいつも通り私に笑いかけてくれるだろう。
それで楽しい話をしてくれる。





私もそれが嬉しいよ。





私も君に笑顔を向けるね。










でもその笑顔の100%中の1%に、嬉しさじゃない何かがあるんだ。









それに優しい君が気づけば何か言ってくれるだろうか。



でも私は君のその優しさが辛さに思えてならない。



だから君の幸せを望む私は、きみに気づいてほしくない。





何て言っても君は気付かないだろうね。





でもいいんだ。







私はいつまでもあなたの幸せを望みます。





99%の笑顔で





END
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