レールガン 2

□大人扱い
2ページ/5ページ



ホテルに入って、部屋を借り

とりあえず着替える事にした。

服を脱いで、バスローブを羽織り、ホテルのクリーニングに二人分の衣類を持って行って貰った


「はぁ、で?いつ上がる予定だったっけ?」
「明日の朝です」
「……え?あんた、まさか…泊まるつもり?」
「私と一緒では嫌ですか?」
「…いや、ではないけど…」


落ち込んだ姿を見せられ、仕方なく黒子に連絡を入れた
今日は事情があって帰れないから、適当に寮監を誤魔化しておいてほしい…と


雨に打たれた身体が冷える
どうせ泊まるのなら…

「お風呂、先入りなさいよ…。風邪ひくわよ?」
「…いえ、お姉様が先に」
「いや、あんたが……って、あぁもう!きなさい!一緒に入るわよ?」

広めのバスルームにバスローブを脱ぎ捨てて、手を引っ張って入った

お湯は服を脱ぐときに溜め始めていたので、既に良い量が溜まっている



シャワーに切り替え、わざと顔面にかけてやった

「…ッ、お姉さま…する事が子供じみています」

「あぁ?うっさいわね…、子供子供って、クローンに子供扱いされたくないわよ!」


「…じゃあ、大人扱いなら…いいんでしょうか?とミサカは疑問を述べます」



大人扱い?
良く分かんないけど…
それなら悪い気はしないかも♪

「そうね、子供扱いより、大人扱いがいいわね♪」
「……そうですか、お姉さまがそういうのでしたら…」

とにかく、寒いし温まろうと、湯船に二人で入った

「ふぅ、あったまるわね〜♪」
「……」
「ん?なによ、あんたが静かだと調子狂うんだけど…」
「…いえ、お姉さま…お手」

ん?
差し出された掌をみて、つい条件反射的にお手をしてしまった

「…って!何させんの…ッん、ん〜〜」

手を引かれたと思ったら、その手は腰に回され

唇を奪われてしまった

容赦なく入り込んでくる舌から、必死に逃れようとするけれど
巧みな舌遣いで、簡単に絡め取られ吸い上げられる

「んッ、ふッ〜んン…ん〜〜〜んん!」

息が出来なくなって、頭がぼーっとしてくる
強く引き寄せられている為に逃げようもない

唾液を吸い上げられて、もう一度、流しこまれ
唇が離れた

苦しくて、必死に息を整えていると
首筋を舐めあげられた

「ひゃぁ、ッん、なんで…」
「…大人、扱いですよ」

腰に回されていた手に背中を撫ぜられて

ゾクリとした感覚が這い上がってくる
首の回りや、耳に執拗なくらいの愛撫をされて

次々と襲い来るゾワゾワした感覚に頭がおかしくなりそうだ

「おね…がい、…やめ…ッん!」
「安心して下さい、お姉様…」
「ん、や…なんで…」
「……解りません、ですが…様々な文献によって考察した結果、これは愛ではないかとミサカは推測します」
「…愛!?」


何を言っているのかと、首筋にあてがわれていた頭を引きはがすと
そのまま、下へと下がっていき
胸の突起を口に含まれた

「や、バカッ!そこは…!!あぁッ!!」

不意に強く噛まれて、身体が仰け反った
嫌だと必死に首を振るけれど、噛んでは優しく舐められ、再び噛まれては舐められ
それを繰り返されて、もう何が何だか分からなくなってしまった
両方の胸を弄ばれ、気が遠くなりそうな頃に唇が離れた

「…そろそろ、のぼせそうですねとミサカはお姉様を心配します」

もう、抵抗する気も失せてしまって

手を引かれバスタオルで身体を拭かれるままにされ


ベッドに運ばれた





次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ