新天地で5つの難関
□第1章:環境はかなり劣悪です@
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私は、俗に言う『勘違い系』というジャンルを、とてもとても愛している
携帯でもパソでも、ネットに繋いだら、真っ先に漁るのがマイルール
いつ何時に、新しい作品がアップされるのか分からないからだ
ただ、その時の私の真剣さ…もとい、『勘違い系』への入れ具合は、改めて返り見てみると、我ながら凄まじいものである
同じムジの穴の友人にでさえ、『もしも『勘違い系』が擬人化したなら、結婚でも申し込むんじゃない?』と言われたこともある
まるで、対岸に佇む人影を見つめるかのような瞳で
それほどまでに、私という人間は、『勘違い系』というジャンルを愛している
何故なら、そこには凡人でも『特別な存在』になれる夢が、溢れんばかりに満ちているからだ