Tales
□あなたへ一言
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エステル「……と言う訳でこれから会を開きたいと思います」
カロル「どういう訳!?」
リタ「エ…エステル、もっかい説明して」
エステル「ですから『受験生を応援しよう』と言う会を開くんです」
カロル「………え……?」
レイヴン「嬢ちゃんはその情報どっから手に入れてんのかねー?」
ユーリ「……多分フレンだろ」
リタ「な、なんでまた急に…」
エステル「今年、特に今は受験の時期じゃないですか!」
リタ「そ、そう言われればそうだけど…」
ジュディス「でも私たちには関係ないと思うわ」
カロル「僕もそう思…」
エステル「駄目です!!」
ユーリ「うぉっと…」
エステル「私たちは呑気に会話してますけど受験生は勉強の毎日ですよ!?」
ユーリ「フレンの奴…エステルに余計なことを…」
ジュディス「…でも意味は間違ってないから良いんじゃない?」
ユーリ「……まぁ確かにな」
リタ「そういう問題?」
レイヴン「嬢ちゃーん、ちなみにその情報はどっから?」
エステル「管理人からの依頼です」
ユーリ「……管理人かよ」
リタ「……管理人もお人よしね」
ジュディス「…まぁ良いんじゃないかしら?楽しいそうだし♪」
カロル「…楽しいのかな……?」
ユーリ「…ってか受験ってたいてい15だよな…?」
ジュディス「あら、15ってことは…」
リタ「………な、なによ……」
エステル「リタ、受験生だったんです!?」
リタ「え…?ち、違うわよ!!」
エステル「どうして早く言ってくれなかったんです!?」
ジュディス「きっと私たちに迷惑かけたくなかったのよ♪」
ユーリ「そうなのか…?リタって意外といいやつだったんだな」
レイヴン「リタっち優し〜♪」
リタ「ちち、違うわよ!!何勝手に話しつくってんのよ!あと意外って何よ!!」
カロル「慌ててもツッコミはちゃんとしてる…」
エステル「そうなんですか?リタ…あなたは私たちのことを思って…」
リタ「だから違うって!それ以前にあたしは学校なんて行ってない!!」
ユーリ「学校に行ってないって…まさか不良?」
レイヴン「リタっちが不良!?だからリタっちおっさんをいじめるのね!?」
リタ「違う!!学校なんてなかったのよ、あとおっさんいじめんのはおっさんがウザイから!!」
レイヴン「リタっち酷っ!!」
カロル「……いじめてるのは認めるんだ…」