Tales

□君と出会った日
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僕たちが初めて出会ったのは


そう あの時だった

















「…あなたは…?」

「今日からあなたをお守りする導師守護役(フォンマスターガーディアン)のアニス・タトリンです」

「…導師守護役…?」

「はい。これからよろしくお願いします。イオン様」

アニスは笑顔で僕に手を差し延べてきた。

「…はい。よろしくお願いします」

僕はアニスが差し出した手を握った。

それが僕たちの出会いだった。









彼女は僕にいろんなことをしてくれる。

いつも僕に声をかけてくれる。

「イオン様。お疲れ様です」

「…ありがとう」

「はぅあ!…こんなにお仕事してるんですか?」

「…これが僕の仕事ですから」

自分でもこの量はキツイけど

アニスが居てくれるから仕事がはかどる。

「……ねぇ…イオン様」

「…何ですか…?」

「少しは休憩して綺麗なもの見ません?」

「綺麗なもの…ですか」

彼女はいつも僕にいろいろ教えてくれる。

「そうです!行きましょう!!」

「えっ…ア、アニス?」

僕の手をとり走り出す。

彼女は僕の知らないことを教えてくれる。

「着きましたよ!イオン様」

「…こ…ここは…」
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