□イベント感想□

□薄桜鬼アンソロジー原稿
5ページ/9ページ

風間:・・・・・・・・行くんだろう?奴らの元へ
それ以上、全て壊すつもりならば
風間:先の日はああ言ったが
この場でお前を浚っても構わないのだ
それ以上、笑みを失うならば
風間:お前を浚い・・・・この手に抱き、奴らの前でお前が俺に助けられたこと、全てを言おう
お前でなくなるのならば
風間:綱道をこの手で葬ったあの時、俺の腕の中で、涙を流していたことも・・・土方とやらに言ってやろう・・。そして、全て奪い・・・・・・全て消し去り・・・・・・・
風間:・・・・・・・最期、お前を絶望の底へと落してやる
俺の手で
全て
壊せばいい
千鶴:・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ!
(その瞬間、千鶴の手が風間へと延びる)
千鶴:貴方なんか・・・・・っ
けれども
どうせ、知っているのだ
この女にはどうしてもかなわないと
同じ鬼でも俺は持たぬ「人の心」
それに敵うことなどないと
その温かさが
その悲しみが
その涙が
痛いのだ
全て、俺の胸へと突き刺さり
暗い闇へ落していく
嗚呼・・・・その俺をみる憎しみに満ちた瞳
風間:・・・・俺が・・・憎いか・・・?
全て堪え、押し込み、はちきれそうな心
理性が邪魔をして、その手を止める
俺を殺したくて、殺したくて堪らないが故に
抑えている涙が苦しい
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ