黒執事
□赤と黒
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「セバスちゃん〜!!!やっと見つけたわよ〜」
「・・・いちいち五月蝿い人ですね」
午後のティータイム、シエルとセバスチャンは庭でお茶を楽しんで知ると、またしても邪魔が入った。
「お前も元執事だろう?もっと場を
考えろ」
「あ〜ら坊ちゃまには興味ないわ。アタシは色男が好きなのよvV」
グレルはふん、とそっぽを見て、セバスチャンを見た。
「ねぇ〜セバスちゃん?」
「何故私に振るんですか・・・?」
シエルはこの場に苛立ちながらお茶をすすった。
すると、外からチャイムの音が響いた。
「誰だ?この時間に」
「私が見て参りますね」
セバスチャンがその場を離れる時、グレルを目だけで一瞬見た。
その口は、哂っていた