黒執事

□赤と黒
2ページ/4ページ

「セバスちゃん〜!!!やっと見つけたわよ〜」

「・・・いちいち五月蝿い人ですね」

午後のティータイム、シエルとセバスチャンは庭でお茶を楽しんで知ると、またしても邪魔が入った。

「お前も元執事だろう?もっと場を
考えろ」

「あ〜ら坊ちゃまには興味ないわ。アタシは色男が好きなのよvV」

グレルはふん、とそっぽを見て、セバスチャンを見た。

「ねぇ〜セバスちゃん?」

「何故私に振るんですか・・・?」

シエルはこの場に苛立ちながらお茶をすすった。

すると、外からチャイムの音が響いた。

「誰だ?この時間に」

「私が見て参りますね」

セバスチャンがその場を離れる時、グレルを目だけで一瞬見た。








   
   その口は、哂っていた
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ