純情エゴイスト
□俺の特権
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「・・・の、野分・・・」
朝、起きてきたヒロさんはダルそうだった。
「・・・ヒ、ヒロさん?」
朝食の準備をしていた俺は、唖然とした顔をしてしまった。
「どうしたんですか!!顔色悪いですよ?」
「野分・・・・・」
ヒロさんが俺の名前を再度呼んだとき
「ヒロさんっ!!??」
ヒロさんは、俺に覆い被さる様に倒れこんだのだった。
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