贈り物の部屋
□あや様へ
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「ヒロさん、次あれ行きましょ!!」
朝日が眩しいある日曜、野脇分と上條はある場所へと足を運んでいた。
上條を連れている野分はとても上機嫌なのだが・・・
「ふっざけんなぁぁぁああ!!」
・・・上條の方は不機嫌MAXなのだ。
しかし、そんな上條を見ても、野分の笑った表情は一向に崩れない。
「だって、滅多に無いチャンスなんですもん」
それもその筈。
「ヒロさんと遊園地に来れるなんて♪」
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