BLEACH*Clap

□モヤモヤ
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「…誰がミカンだって?」

ミカン、なんかしゃべってる…?


「黒崎くん」



現世組隊長。
学校で見たほどでもないけど、眉間にシワ。
夢で逢えるなんて嬉しいけど…今はお兄ちゃんに逢いたいな。
「…。」
何か云った気がする。
そういえば【お兄ちゃん】なんだね、黒埼くん。
…だから好きなのかな?ひょっとしたら。
背中に手がまわされ、きゅっと抱きしめられた。

…ぅわーぃっ!!
な・なんておステキな夢っvv
このまま永眠してもいいかも?

腕の中でウットリしてると、だんだん力が入ってきて………って云うか苦しい。
「っむ?ぬぬ…」
息がっ、息が出来ませぬぞ?!
必死に、ジタバタ訴えてようやく開放される。
「…っぷはぁっ!」
ホントに永眠するところでした。
「…起きたか?」

かなりの至近距離に黒崎氏。のオレンジ…


「…み「ミカンぢゃねぇ!」」



………なんで【ミカン】って解ったんだろう、この人。
以心伝心っていうのかしらーっv

勝手に嬉しいほうの思考に賛同して、ペタペタ顔を触って
「ぇー、井上ぇ?」
ぅーん…リアルだわ。今日の夢…???

「Σ!っひゃぁ〜っ、生・黒崎くん?!」
「いーや!霊体だ!つーか、お前なんでこんなトコで寝てるんだ?」
「なんでぇって…」

どうしてでしょう?
回りを見回す。真っ暗何も見えない。

「…どこ?ここ?」
「神社。聞くなよ、お前…寝てたんだぜ?」

寝てた?
寝てたけど…?
あぁ!寝ちゃったんだ、私!!

「そう!神社。いたの、私」
「知ってます!でもって、今もいます」

呆れ顔で即答される。
…うん。そうね、いるもん今。

「学校終わって夕方ね?なんとな〜く来たくなって、小さい子たちが遊んでるの見てたら、なんかだんだん眠くなっ……!?ぁ、今何時?」
「わっかんねぇーけど…8時は過ぎてるな。うん」
「Σわぁっ、8時!!」

そんなに寝てたの…外で。
これは、たつきちゃんに内緒にしなければ。

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