BLEACH*Clap

□イタズラ
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>>>イタズラ。





[死神代行証]の耳障りなアラームにたたき起こされて、伊勢海老みたいな虚を調理した帰り。
それでもまだ20:00過ぎた頃だ。
神社の方に良く知っている霊気を感じる。
俺は霊圧を探るとか、そーゆ・コトは苦手だが、とってもよくお世話されてるこの霊圧を間違えるはずはねぇ。
少なくとも俺やチャドみたいなヤツならともかく、健全な女子高生がこんな時間に居ていい場所ぢゃない。


満月とはいえ真っ暗な神社の境内に降りた。
もちろん辺りには人影はなく。
社の賽銭箱の前、階段の手摺にもたれてぽつんと、座ってる空座一校の制服。

「…井上?」

呼んでも動かない。不安になって傍に寄る。
サラサラの髪が風にふわりと舞う。
月明かりの下、こいつホント綺麗なんだな…と、見惚れた。
普段だってキレイだと思うけど、あの天然ぶっとびキャラだから…。
しかもこんなに動かない彼女は始めて見る。
顔が見たくて前に落ちた長い髪を後ろにながした。
想像以上にサラサラして気持ちがいい。
白い頬は軟らかくてスベスベで、細くて長い睫毛…よくハーフと間違えられる彼女は、やっぱりそれっぽい所がある。
半開きのピンク色の唇…



ゴクリ。



思わず鳴らした自分の喉の音に我に返った。い…イカンだろ、俺。
とりあえず、こんな場所で制服のまま寝こけてる井上を起こそう。
頬をつっつく。 「ぉーぃ…」
もちろん、こんな起こし方では起きっこない。
だからあちこち顔をつっついて、軽く指でグリグリして、ちょっと楽しくなる。 

「…っんー」

彼女の、微かな声にしだいに肌の感触を、手のひら全体で楽しんでいる自分…。
だんだん首元の先が気になる

「…ダメだろ、おぃ。」

一人ツッコミしたって、首元のリボンを外したくてしょうがない。
リボン、外すぐらいならいいよな?
自問自答も虚しく手は、すでにリボンを解いていた。
それだけなのに、やたら色っぽくみえてブラウスの第一ボタンに手が伸びる。

「ぅんにゅ…?」

突然の反応に、俺の心臓は跳ね上がり硬直する。彼女の目が開いて俺をみた。

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