NOVEL

□出逢いは
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オレらの出会いは
ちょうど8年前。








「今日からここで働くベルフェゴールでーっす。よろしく〜」



…な〜んかみんな弱そーじゃんっ。

チビとゴツいのと…


「あんら〜カワイイわね〜よろしくねvベルちゃんvV」

………オカマ。
ボスは興味なさそうにそっぽ向いている


…大丈夫かここ。






オレがちょっと、そんなふうに思い始めてソファに座ったころ

いきなり、ドアが開いたんだ。

そこには、



「ゔお゙ぉい!!任務から帰ったぞぉ!!」


銀髪の‥男。



――第一印象は…
…うるさ。


でも、それと同時に、キレイだ
オレは幼いながらにそう思ってしまった



「あ゙ん?なんだ、このガキ」



ブチッ…



前言撤回。キレイな、銀髪に騙された






「は?あんただってガキじゃん」


「あ゙あ゙!??…っ「スクアーロッこの子は今日から入ったベルフェゴールちゃんよv」



――へぇ…スクアーロってんだ。



「‥ふーん…ゔぉいガキ」

「はあ゙!?」

「俺はスクアーロ。せいぜい足ひっぱんなよ」

「あんたこそ王子の足ひっぱんなよ。ししっ」

「なんだと!?こらぁ゙!!!!」











こんときはまだ気づかなかった

オレがこの人間に惹かれていること





オレがこの恋心に気づくのはまだまだずいぶん先の話。





END
 
 

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