01/29の日記
14：31
安堵
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私は覚悟していた。
朝、心を落ち着かせてケージにかけていた
タオルをめくった。
まず巣箱を見て、指を入れた。
だけど、奥まで入れてもキミの体に当たることがなくて焦った。
ケージから出して、フタをあけてみると
中にはいなくて
すると、キミがフラフラしながら
回し車の下から出てきたんだ。
よく見ると、昨日入れたご飯も少し減っていた。
私は一気に力が抜けて、不覚にも泣いてしまった。
キミは私の存在に気づくと、
回す力もないくせに
回し車で走ろうとしたね。
食欲だってないくせに
ひまわりの種をねだるんだね。
でも知ってるよ。
キミが食べずに巣箱の中に隠していることを。
私はその日も薬をあげなかった。
というかもう薬はあげないことに決めた。
私はキミを苦しめてまで生きて欲しいわけじゃないから。
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