星屑

bookやillustに載せるまでもない星屑たちのページ

cuscusさんからのお題とかも載せる予定です

◆no title 

タイバニ(折龍)



僕は初めて女の子が可愛いと思った
可愛くて、それが恋愛感情に変わるまで差ほど時間を要さなかった
だって彼女は強く優しい
好きにならない奴のがおかしいと思う

『折り紙さん』

『はい』

『この後って暇ですか?』

だから僕はこんなお誘いですら、ドギマギしてしまう
情けないけど

『うん、暇だよ!』

『じゃあ、ご飯食べましょ』

デートみたい…というかデートだ
僕は女の子と付き合った事が無いから、どうやってエスコートしたらいいか分からないけど
僕に出来る精一杯で彼女を楽しませたい

『折り紙さん〜』

『はい!』

『デートみたいですね』

そう言って笑う彼女にまた惚れ直した



【染まるよ】



僕の顔は真っ赤に染まって
つられて彼女も真っ赤に染まった







折龍大好きだぁ…
折り紙は絶対奥手だから、リンリンがたまらず押しちゃうって尻に敷かれる折り紙萌え(笑)

折龍好きさま誰かいませんか(笑)

2011/07/07(Thu) 01:12  コメント(0)

◆no title 

ヒーロー(虎兎/折り紙→龍)




彼女は小さい
でもヒーローでとても強い
僕なんかよりも、強くて一生懸命でヒーローである事を誇りに思っている

『折り紙さん?』

『え、あっ…』

僕は、弱くて自信が無い
彼女の戦う姿を僕は近くで見る事が多い
でも僕は何も出来ない
むしろ彼女に守って貰っている状態なのだ

『折り紙さんって、抜けてますよね』

『あ、あはは…』

ヒーローとしては勿論だけれど、男としても恥ずかしい

『君は…しっかりしてて、強くて凄いよ』

『折り紙さん!』

『は、はい!』

『折り紙さんだって、素敵ですから…自信持って下さいね』

彼女は小さい
だから僕はそんな彼女を助けて支えられる存在になりたい
僕が君に助けられた様に、君を助けられる様に

『ありがとう、頑張るから…見てて』

『は、はい』

この気持ちに名前を付けるなら、きっと恋だ






初めて描いたんですが…折り紙龍娘(笑)
実は龍娘は空が好きとかダメですかね←黙れ

2011/07/06(Wed) 22:21  コメント(0)

◆翼を灼かれたイカロス(ペル→ビビ) 

小さな彼女
私が初めて着いた任務は、王国の宝物である彼女を守る事だった
昔は抱き締めたり、手を繋いだりする事が出来たのに
今は遠い昔の様だ
小さな彼女は、美しい王女になったのだ

(私ね、ペルが大好きなの!)

もう抱き締める事も手を繋ぐ事も出来ない
私の様な者が触れていい方ではなくなってしまったのだ

『ビビ様、御公務のお時間です』

『分かりました』

昔の様に慈しみ、愛おしいと想い彼女に触れられはしない
私は翼を灼かれたイカロスなのだ
どこにも行けず、どこにも逃げられずただ墜ちて行く

(私は貴女を…)

浅ましい私は神の怒りに触れたのだ
でなければ、こんな報われない思いをする訳が無い
愛しているのに


(ならいっそ、すべて灼いて欲しかった)


想いも私もすべて灼き尽くして欲しかった

『…ペル』

『はい』

『アナタは私の大切な臣下よ』



翼を灼かれたイカロスは
ただ青空から暗い暗い海の底に墜ちて行く
息の出来ない海の底
それは徐々に彼を蝕んで
もう空に飛び立つ事は出来ませんでした







翼を灼かれたイカロス/ペルビビでした
短いんですが、ペルは真面目過ぎるが故にヤンデレも行けるんじゃないかと(笑)
ビビ命過ぎるペルか好きっす

2011/05/12(Thu) 00:31  コメント(0)

◆じゃぁ、またね(そう言ったくせに君は突然消えた) 東のエ デン 

あの奇跡みたいな幻みたいな11日間
たった11日間

『絶対咲の元に戻ってくる』

滝沢くん
私もう待つのは嫌なのに、一分の望みを託して待っている

『咲?』

『平澤くん…どしたの?』

『あ…いや、あの』

『?』

『…晩飯でも一緒に食わないか?』

『うん』

誰と話しても、一緒に居ても鮮明にアナタを思い出せるの



【じゃぁ、またね(そう言ったくせに君は突然消えた)】



平澤くんは、私が気落ちしてるのを心配して側に居てくれている
何も言わず何も聞かない
そんな平澤くんに、私は救われていた

『…平澤くん何にも聞かないんだね』

『ああ』

『何で?』

運転していた平澤くんは、急に路肩に車を停めた

『…それは狡いだろ、咲』

突然だった
いつも冷静で理性的な平澤くんが、感情を露わにしたのは

『平澤くん』

『咲が…好きだからだ』

何故こんなに優しくて、情けなくて可愛い平澤くんじゃないんだろう
何故滝沢くんじゃなきゃいけないんだろう

『ごめん、平澤くん…私』

『…分かってるさ、済まない咲…』

沈黙は物悲しさしか呼ばない
平澤くんを選ばない自分が、酷く卑怯で嫌だった




『じゃぁ、またね…咲』



(そう言ったくせに君は突然消えた)



もう戻らないと知っていたのにな








cuscusさんからのお題【じゃぁ、またね(そう言ったくせに君は突然消えた)】で平澤→咲→朗でした
朗は自由で何者にも染まらない感じですよね
東のエデン最高でした

2011/04/17(Sun) 15:47  コメント(0)

◆きみがいないと、いきていけないんだ(君届) 

俺はいつも真面目になれない
真面目に誰かを好きだと言えない
それは、無くした時の絶望だとか苦しみだとかを味わいたくないから
だからチャラい奴だと思われてる、そういう位置に自分を置けば傷付かないからだ
でもさ、本気であの子を好きになった
気が付いたら好きになってた

『…とんだ番狂わせだよなぁ』

教室の窓から、あの子とあの子の彼氏が仲良く帰る姿を眺めた

『全然お似合いじゃんな…ははは』

涙が出た
今更どうこうするつもりはない
あの子が幸せそうな姿を見るだけで嬉しいから

『…泣いてんの、ケント?』

『あやね…』

何でかな
あやねにはいつも、素の俺を見つけられてしまう

『あんた、無理しすぎ…おいで』

『え…あ、あやね!』

ギュッと抱き締めてくれて
あやねから優しい匂いがした

『うん…ちょっと、甘えさせて』

『…ヨシヨシ』

俺は、あやねが居ないといきていけないんじゃないかと思った
誰より人の気持ちを読み取るあやね
そんなあやねを守ってやれるくらい強い俺になりたい




きみがいないと、いきていけないんだ




またやらかした私!
ケント←あやねが今激熱い私は、脳内がもはや事故に遭ってます
cuscusさんのお題『きみがいないと、いきていけないんだ』から君に届け、ケント←あやねでした

2011/03/16(Wed) 00:26  コメント(0)

◆依存して、執着して、縛りつけて、契り合おう(リンレン) 

僕達はずっと一緒
生きるも死ぬも、奏でるも

『ねぇ、リン』

『なぁに、レン』

同じ様に白い腕
でも僕は男で、君は女
同じに見えても違う入れ物に魂が入っている
でも同じなんかじゃない
僕はリンに依存して、執着して、縛りつけて、契り合おうと切に願う
僕はリンを愛してる
誰にも触らせないし、見せたくない

『レン?』

『リン…キスしよ?』

リンは嫌がらない
だって僕のだから

『んっ…』

でも虚しいのは何故だろう
僕と君は一緒なのに



cuscus様のお題『依存して、執着して、縛りつけて、契り合おう』でリンレンでした
うちのレンはヤンデレ希望←
こっそりまるちゃんにプレゼントします

2011/03/13(Sun) 21:51  コメント(0)

◆嘘の吐き方を忘れた(という嘘) (君届) 

『あんたさ、爽子好きだったでしょ?』

あやねの言葉はいつもストレートだ
俺はわからない
彼女に幸せになって欲しかった
その気持ちは確かだ

『…どうかな』

『でも…』

『…』

あやねは、俺の顔を見るなり追及をやめた
今、俺はどんな顔してんだろ
喉からなんだか込み上げて来そうだった
でもあやねの優しい表情見たら、甘えたくなった

『なぁ…肩、貸してよ』

『いいよ』

嘘の吐き方を忘れた
いや、嘘をごまかし方を忘れた
あやねは優しくて、イイ匂いがして、柔らかかった

『へへっ…』

『あんた、バカだよ…ケント』

俺はバカだ
彼女を好きだったと自覚したのに、隣の大人びたあやねの横顔のが気になるなんて

『バカだね、俺』






cuscusさんからのお題『嘘の吐き方を忘れた(という嘘)』
君に届けから、爽子←ケント←あやねみたいな
チャラいくせに、純情なケントが好き

2011/03/13(Sun) 16:45  コメント(0)

◆落書き 


もっとうまくなりたひ

2011/03/13(Sun) 16:16  コメント(0)

◆宇宙をひとりぶん(創作) 

僕と君の宇宙をひとりぶん
本当は二人でひとりぶんが僕はいい
少しくらい窮屈な位が丁度いい
でも今の僕達は宇宙をひとりぶんくらい距離がある
それが寂しいなんて可笑しいかな
もっと手を繋いだり
二人で笑い会ったりしたらもっと楽しい
でも僕達は出来ない
君は僕を好きじゃないから
分かってるから
僕は僕だけの宇宙をひとりぶんで、寂しさを紛らわすんだ



cuscusさんからのお題『宇宙をひとりぶん』でした

2011/03/13(Sun) 16:13  コメント(0)

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