06/18の日記

09:43
あの夏の日
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「おはよう」
朝焼けに包まれて
小鳥が鳴いている
この地球に数ある命が
幸せを感じるように

幼いころ見ていた幻を今日見た
大切なもの そこにある気がして
押し入れのダンボール
開けてみた


夏の匂いに包まれて
また熊のぬいぐるみ手に取った
ボロボロだけど 汚いけど
私の宝だから
記憶の片隅にある思い出の
ふたを少し開けてみよう

「ぢゃぁまたね」
カラスが帰り始めた
赤い夕日を背に一羽二羽
子供たちが手を振って走っている
生きてると実感できるね

二人で集めたビー玉が一つ
机の中から見つかった
二人でやり始めた手紙
私が切らしたままで


約束の場所に3年後って
足早に走る私を見つけ
ドキドキする鼓動を押さえて
君が来るのをずっと待った
すぐに君が笑顔いっぱいで
私がきた道を走ってきた

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