06/15の日記
03:28
オープン
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たとえば何かにおびえ
俯いたまま歩きだしても
遠くに小さな光がさして
雲が晴れ渡る
小心者だとか泣き虫だとか
そんなの関係ないと思うの
些細な幸せつかむために
少しの犠牲は付き物だよ
※
君がもしも涙を黙らすのなら
それに気づける男(ひと)になりたい
自分のからにこもってしまうのなら
僕が引っ張りだしてあげるから
現実から目をそらさないで
夢を見る前に
僕らが現実になろうよ
去りゆく過去に縛られて
息苦しくなっている
これから来る未来におびえず
立ち向かって行ければいい
時の流れは語らない
遠くの風もとめどない
ならば空を見ればいい
君と笑顔が輝く場所だから
※
迫りくるむなしさで
君が息苦しくなっているのなら
僕が空間を作るから
架空の存在と戦い続け
道を踏み外したとしても
君の道しるべはきっとある
だから前を向いて歩いていこう
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03:19
桜吹雪
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「これでさよならだね」って
つぶやく君がいて
さみしさが本物に変わる
振り向くと背中
そっとつぶやいた
さよならは別れぢゃないって
※
風になびく長い髪と
今日で最後の制服が
ゆっくり遠くなるのを見て
涙で滲む私の瞳は
笑うことを覚えていない
出会いと別れに包まれて
今年もまた桜吹雪に包まれてる
悩んだりしないこと
昔は楽に考えてた
今は大人になったんだね
小さな葉っぱに手を添えて
震える体を包み込んで
安らぎの彼方に飛びたい
※
涙の隠れ家があふれ
孤独の木に花が咲く
二人笑い合った花園が
次の誰かを呼ぶように
小さな可能性でつながる力に
感謝したいね
みんなが出会ったことに
意味があるなのだとしたら
それが日常の些細な幸せで
これからの大きな力にかわってく
※
風になびく長い髪を
今日で最後の制服が
ゆっくり遠くなるのを見て
涙で滲む私の瞳は
笑うことを覚えていない
出会いと別れに包まれて
今年もまた桜吹雪に包まれて
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03:10
涙の一輪華
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窓を開ける音に耳を澄ませ
冷たい空気が肌をさすの
長い髪ふりまいて
空飛ぶ雲にのろうよ
しくじる勇気糧にして
笑顔の虹が輝く
※
帚星指でなぞり
流れ星に祈った日々に
忘れられない思い出たち
心が縛り付けられてる
笑わないといけない明日に
胸を張れと背中を押して
過去に縛られるのは
これで終わりにする
涙の一輪華…
泣き虫だった傷をかばう
昔の名残に縛られてた
空気が重いことさえ
解らずカーテンを掴んだ
木々たちが今励ます声も
雨期が舞い散る空に消える
※
体育館の赤いライン
転がる一つのボール
屋上で秘密の泣き虫大会
鼓動が高鳴り始めたあの夜に
とっても小さい気持ちが
泉に溶けるのを知りたい
さよならしよう
涙の一輪華
約束しよう
涙の一輪華
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