06/15の日記

03:28
オープン
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たとえば何かにおびえ
俯いたまま歩きだしても
遠くに小さな光がさして
雲が晴れ渡る

小心者だとか泣き虫だとか
そんなの関係ないと思うの
些細な幸せつかむために
少しの犠牲は付き物だよ


君がもしも涙を黙らすのなら
それに気づける男(ひと)になりたい
自分のからにこもってしまうのなら
僕が引っ張りだしてあげるから
現実から目をそらさないで
夢を見る前に
僕らが現実になろうよ

去りゆく過去に縛られて
息苦しくなっている
これから来る未来におびえず
立ち向かって行ければいい

時の流れは語らない
遠くの風もとめどない
ならば空を見ればいい
君と笑顔が輝く場所だから


迫りくるむなしさで
君が息苦しくなっているのなら
僕が空間を作るから
架空の存在と戦い続け
道を踏み外したとしても
君の道しるべはきっとある
だから前を向いて歩いていこう

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03:19
桜吹雪
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「これでさよならだね」って
つぶやく君がいて
さみしさが本物に変わる

振り向くと背中
そっとつぶやいた
さよならは別れぢゃないって


風になびく長い髪と
今日で最後の制服が
ゆっくり遠くなるのを見て
涙で滲む私の瞳は
笑うことを覚えていない
出会いと別れに包まれて
今年もまた桜吹雪に包まれてる

悩んだりしないこと
昔は楽に考えてた
今は大人になったんだね

小さな葉っぱに手を添えて
震える体を包み込んで
安らぎの彼方に飛びたい


涙の隠れ家があふれ
孤独の木に花が咲く
二人笑い合った花園が
次の誰かを呼ぶように
小さな可能性でつながる力に
感謝したいね

みんなが出会ったことに
意味があるなのだとしたら
それが日常の些細な幸せで
これからの大きな力にかわってく


風になびく長い髪を
今日で最後の制服が
ゆっくり遠くなるのを見て
涙で滲む私の瞳は
笑うことを覚えていない
出会いと別れに包まれて
今年もまた桜吹雪に包まれて

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03:10
涙の一輪華
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窓を開ける音に耳を澄ませ
冷たい空気が肌をさすの

長い髪ふりまいて
空飛ぶ雲にのろうよ
しくじる勇気糧にして
笑顔の虹が輝く


帚星指でなぞり
流れ星に祈った日々に
忘れられない思い出たち
心が縛り付けられてる
笑わないといけない明日に
胸を張れと背中を押して
過去に縛られるのは
これで終わりにする
涙の一輪華…

泣き虫だった傷をかばう
昔の名残に縛られてた

空気が重いことさえ
解らずカーテンを掴んだ
木々たちが今励ます声も
雨期が舞い散る空に消える


体育館の赤いライン
転がる一つのボール
屋上で秘密の泣き虫大会
鼓動が高鳴り始めたあの夜に
とっても小さい気持ちが
泉に溶けるのを知りたい
さよならしよう
涙の一輪華

約束しよう
涙の一輪華

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