MAIN2
□目撃
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─────放課後
『うわ〜教室に忘れ物しちゃったよ…』
綱吉は校門の前迄来ていたが、引き返すことにした
『はぁ…
?…誰かいるのかな?』
教室の中から小さな物音と話し声がしたので、綱吉は少しだけ扉を開けて中を覗いた
『あれ…?』
其処には難しそうな顔を並べた獄寺と山本がいた
『…山本は部活あるし、獄寺くんも用事あるから先帰っていいって言ったのに…』
綱吉はその場の空気の重さに耐え切れず、其処を離れた
『…獄寺くん』
(もうすぐ付き合って1ヶ月…
まさか浮気じゃないよね?)
そんなことを考えていると凄く胸が切なくたった
『明日、話してみよ』
─────翌日
「十代目、おはようごさぃます!」
『おはよう』
(話し辛いなあ…)
「十代目?考え事ですか?」
『え?ううん、なんでもない』
「そうですか?」
『………』
「…十代目?」
『…獄寺くん
昨日、放課後何してたの?』
「えっ…と、
ちょっと…用事です」
『嘘だ!
俺、山本と喋ってんの見たよ!』
「え!?」
『ねえ、どう言う事?
俺に嘘付いて迄…浮気するなんて』
「ち、違います!!」
『何が違うの?』
「………」
『もういい!』
「ッ…十代目!」
綱吉は獄寺の手を払い退けて走り出した
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──────
─────────
『はぁ、はぁ…』
「待って下さい十代目!」
『はぁ…まだ付いて来てる!?』
やはり綱吉より獄寺の方が体力は長けている為、かなり追い付かれていた
『…もう、無理』
────プップッーー
『!?』
綱吉が交差点に差し掛かったとき、横からトラックが飛び出して来た
『!!!』
────ヴゥンーー……
「大丈夫でしたか?十代目」
『獄寺くん…』
咄嗟の所で獄寺に身体を引っ張ってもらい、綱吉は助かった
『ありがとう』
「いえ、
それより、すみませんでした」
『…本当に浮気してたの?』
「違います!そっちじゃなくて、」
『んじゃ、何してたの?』
「あれは……相談にのってもらっていました」
『相談?』
「ええ。もうすぐ…」
『?』
「1ヶ月記念日じゃないですか//」
『え!?』
「だから、何をしたら十代目がお喜びになられるのか相談していました
不安にさせて申し訳ありません。」
『獄寺くん…大好き!』
綱吉はあまりの獄寺の愛しさに耐え切れず抱きついた
「!!十代目//」
『ありがとう
ごめんね?疑って…』
「いえ//」
『大好き!』
「俺もです!//」
二人は仲良く遅刻を覚悟して学校へ向かった
END
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だぁーーΣ( ̄□ ̄;)
なんだこれ?
何がしたいんだ!?
おずま様遅くなってすみません!
宜しければお持ち帰り下さい!
又のお越しをお待ちしております☆
Thank You For おずま様☆彡