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□For you!
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『暇だなー』









綱吉は、ずっと一人でぼーっとしていたがそれにも飽き、唯一隣にいる人間(他はモスカのみ)のスパナにわざと聞えるくらい大きな声で呟いた










「…暇なの?」


『はい!』









綱吉はスパナが暇潰しの相手をしてくれるのかと思い嬉しそうに返事をした









「じゃ、はい。」









しかし、渡されたのは《手作りお菓子》と書かれた本…









『…なんですか?これ』


「ボンゴレ、今日何の日か知ってる?」


『えーっと、何の日でしたっけ?』


「バレンタイン」


『あ〜そうでしたね!』


「だから、作って」


『は?!』


「ウチにあげるチョコ、作ってって言ってんの」


『なんで俺が作らなきゃなんないんですか!?』


「ジャッポーネは女の子が好きな男の子チョコプレゼントするんでしょ?」


『俺は女の子じゃないです!』


「あんたはウチの彼女でしょ?」

『なっ!//』










こればっかりは否定できなく、綱吉は赤面しながら黙ってしまった








『でも女じゃないです!
スパナさんが作ればいいじゃないですか!』


「ウチが?」


『はい!』









綱吉はさっきスパナに渡された本を勢いよく突き付けた

スパナは少し考え事をした後「ちょっと待ってて」と言い綱吉を残して作業場を出た










『スパナさん何処行ったんだろ?』








───
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「ただいま」


『あ、お帰りなさいスパナさん
何処行ってたんですか?』


「…はい」









スパナは綱吉に渡したものは、可愛くラッピングされた─









『チョコ?』


「うん」


『買って来てくれたんですか?』


「…うん」









返事をしながらそっぽ向くスパナの頬が少し赤らんでいたのに気付いた綱吉は、スパナのことをとても愛しく想えた









「ジャッポーネでは、逆チョコがあるって聞いた。
だからウチからバレンタイン」


『ありがとうございます//』









今はもう、女扱いされようが綱吉にはどうでも良かった









『来年は…俺からあげますね//』

「うん、手作りね」


『ええ、頑張りますよ』










綱吉には精一杯の告白。スパナが気付いていたかは定かではないが、愛情の深さはお互いに伝わりあっていた










『スパナさん、お茶にしませんか?』


「ウチ、用意する」


『ありがとうございます。
俺も手伝いますよ』












その後二人はスパナの買ってきたチョコを仲良く分け合って食べました





END










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湯川。様!

相互ありがとうごさいます!!

恐れ多くも駄文をお捧げ致します(@_@;)


バレンタインデーとかぶっていたので関連したものを書いてみました(*^_^*)

よろしければお持ち帰り下さいm(__)m


Thank You For 湯川。様☆彡







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