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□フェチ 土沖Bar
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真選組の鬼の副長と呼ばれる土方は自分の恋人である総悟を探していた







「ったく、何処行ったんだアイツは」





すると、屯所の隅の方の屋根の下に見覚えのある人影を見付けた






「見付けたぞ」





其処には仕事を放ったらして特徴のあるアイマスクを身に付け、深く眠りに落ちている総悟の姿があった






「この野郎…」






近付いてみると心地よい寝息をたて、如何に深く眠っているかを伝えている
土方は気配を消して沖田のアイマスクに手を掛け、引っ張り上げた







『…スウ-…』


「可愛い寝顔をしていやがる」





土方は普段見せないような優しい表情で総悟を見つめていた

しかし、それも束の間。
すぐにいつもの表情に戻り、一瞬怪しくニヤリと笑うと引っ張り上げていたアイマスクを限界迄引っ張り、手を離した










─────バチン






『ッテェ!!』


「起きたか?」


『何しやがんでぃ!』


「テメぇが仕事サボってこんなとこで寝てやがるから悪いーんだろ」


『だったら普通に起こせばいいじゃないですかぃ!!』


「わーったよ、そう怒んな」


『土方さんが怒らしたんですぜぃ!』


「あんまりうるせーと、その口塞ぐぞ?」







ニヤリと口角を上げ、総悟の顎に手を掛け近距離で目を合わせる






『っ〜//
は、離して下せぇ!///』





総悟はバッ!!と土方の手を振り払う







「恋人にそんな態度とんなよ」


『う、うるさいでさぁ!
アンタなんか大ッ嫌いでぃ!!』


「ったく可愛くねーなー」








そう言って無理矢理総悟を自分の胸の中に収めた







『はッ離してくだせぇ//』






しかし、総悟はさほど抵抗を見せない






「ククク…大人しくしてりゃ可愛いんだ」


『うるさいでさぁ…
土方さんなんか大嫌いでさぁ』


「フッ、勝手に言ってろ」
















(土方さんなんて…嫌いでさぁ


けど…貴方の体に染み付いたタバコの匂いは、特別でさぁ……)










総悟は大人しく土方に抱かれたまま、先程の睡魔に又襲われ、そのまま眠りについた





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