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□恋から愛へ
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俺は獄寺くんが好きだ
最初は恐い人という印象が強かったんだけどだんだん俺への忠誠心の強さとか、一生懸命なとことかが愛しくなってきた
なんとか手に入れられないかな…
「十代目〜!!」
「あ、獄寺くん」
『おはようごさいます!』
「おはよう獄寺くん!」
そして獄寺と綱吉はいつもの様に学校へと向かった
その途中、あるものを発見した
「あ、犬…」
そう言って獄寺の駆け寄った方向には子犬がいた
『可愛い。柴犬だね』
「ええ、可愛いですね!」
そう言って子犬と戯れあう獄寺のことが急に愛しく感じ、恋してるんだと改めて実感する綱吉がいた
「そろそろ、行きますか」
『そうだね』
名残惜しそうに子犬を手放す獄寺を見て綱吉は、いつか獄寺をこんなふうに手放す時が来るのではと不安になった
『獄寺くん!』
「どうしたんですか?十代目」
『獄寺くん…
獄寺くんはあの子犬みたいに手放したりしたくない。』
「え…?」
『好きなんだ…』
「えっ!?」
『好きなんだよ…獄寺くんが。』
それを始めに今迄溜めていた想いが一気に溢れ出た
『獄寺くんが好きだから、今の子犬みたいに失ったりしたら嫌だから…
今伝えなきゃ居なくなっちゃう気がして…』
「十代目…」
『好きになってくれなんて言わない。ただ、何処かへ行かないで』
「十代目、安心して下さい。俺は何処にも行きませんよ!
だって……俺も十代目のこと好きですから…//」
『ご…獄寺くんも…?』
「ええ、最初は列記とした忠誠心でお側に居させて頂きましたがだんだん恋愛感情が入り交ざって来て…最近はその感情の方が大きくなってしまい、
好きだから…お側に居させて頂きました。」
『獄寺くん!』
綱吉は感動のあまりに獄寺に抱きついた
「じ、十代目!//」
『もう、離さないから。
一生俺のものだから、覚悟しといてね?』
「光栄です。十代目!」
二人は初めての口付けを交わし、仲良く学校への道を歩みだした
恋は、1人でするもの。
自分が相手を一途に想う気持ち
愛は、2人で創っていくもの
最初から最後まで共通していく、お互いを想う気持ち
学校へ向かう2人は、お互いの気持ちを明かし、恋から愛へと変えた