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□服装検査
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『は〜い今から服装検査を行いまーす』
突然の事だった
当然クラス全員からの批判は大きかったがやはり聞き入れてはもらえず、渋々服装検査を行うはめになった
『○○はよし。お前はダメ』
検査は着々と進んで之、土方の番になった
『はい次大串くん。ダメ』
「チッ」
『はい終了!
ダメって言われたやつは今日放課後一人ずつ話するから残ってね』
多くのブーイングがある中服装検査は終わった
───放課後
『次、○○入って〜』
次々に生徒の出入りが行われ、終わったやつは帰れるという仕組みだった
(チッ、俺が最後かよ…)
『はい、ラスト大串くん入って〜』
「大串じゃねえ、土方だ」
『まずお前はシャツが出っぱなし』
「聞けよ…」
『んでボタン開け過ぎ』
「わかったよ」
『じゃ、おしおきね』
「は?なんでだよ」
『悪いことしておしおきされるのは当たり前でしょ』
「知らねえよ…」
『じゃキスして〜』
「はあ!?テメ、いい加減に…」
『しないなら停学にするよ?』
「っ…」
『いつもしてあげてるじゃんか』
「それとこれとは別だ!」
『するの?しないの?』
「ぅッ……目、瞑りやがれ!」
『クスクス…はいはい』
唇に柔らかいものが触れる
『え〜これだけ?』
「うっせえ!//」
『顔真っ赤〜可愛い〜!』
「クッ!//…帰る!!」
──ガラガラ
『あー行っちゃった』
(だって土方が悪いんだぜ?
あんなに胸元見せびらかしたりするから…
しかもあんな可愛い反応するし…
イジメたくなっちまうじゃねえか!
自覚が無いってのも困ったもんだ。
次はもっと酷い事してやる)
教室には一人密かに次の作戦を練っている銀八が一人いた