мαTη

□何すんだ!
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「な〜銀時」


『なんだ?』


「俺らなんもしねーの?」


『はあ?』







真選組の鬼の副長こと、土方は銀時以外誰も居ない万事屋に転がり込んでいた。
内心かなりイライラきていた銀時に訳の分からぬ質問をぶつけられ、返事が素っ気なくなった









「だから〜!他のカップルはどんどん先に進んでってんのに俺ら全然進んでねえじゃねえか!!」


『んなこと急に言われても…
大体こんくらいの距離が一番良いって言うじゃねえか』


「言わねえよ。
俺一回は最後までやりてえよ!」


『最後ってなんだー?』


「く〜〜!!
この無知野郎!!」


『な…無知で悪かったな!』










二人の間に暫しの間重い沈黙が流れた
その空気に耐え切れず、先に口を開いたのは土方だった










「銀時〜」


『なんだよ』


「最後までの意味ホントに分かんねーの?」


『ああ』


「……こっち向け銀時」


『なんだ…ン』








いきなりの事に頭が回らない銀時は土方の顔が異常に近いことで今の立場を理解した










『〜〜!プハ!!
何してんだテメェ!!///』


「何って、キス」


『んなことは分かってんだよ!
何で急に…』


「最後までの意味教えてやろうと思って」


『なッ!!』


「もちろん。これ以上の事だ
ここまで言ったら分かるよな?」








そう言って不敵に笑う土方を見て銀時は赤面した










『土方のバカやろーー!!!』


「ぎ、銀時!?」








銀時はそう叫んで万事屋を飛び出した











(土方のバカやろ!!

あんなことしたら頭ごちゃごちゃになっちまうじゃねえか//

あんなこと会う度にやられてちゃ身が持たねえ…
あの続けとか…

無理だーー!!考えらんねえ!)










銀時は当分の間街中で一人ウンウン唸っていた










(ヤベェー…
土方のこと以外考えらんねえ…)



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