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□嫉妬! 銀土Bar
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とても天気がよかったので、銀時は仕事探しがてらに外をプラついていた








〔あ!旦那〜〕


『ん?ああ、沖田くんじゃないの〜』


〔何してんですかぃ?〕


『ん〜暇だから仕事探してんの』

〔そうですかぃ。そう言えば、最近土方さんとはどうなんですかぃ?〕


『最近あの子忙しいみたいだから、全然会ってないよ〜』


〔でも…知ってますかぃ?土方さんの噂〕


『噂ぁ?何それ』


〔何でも最近、土方さんが色店に出入りしてるらし〜んでさぁ〕


『ホントなの?それ』


〔まー、噂ですから!〕


『ふ〜ん…色店ってホステスさんとか?』


〔ええ。流石に裏もんとかには手出してないみたいですぜぃ

あ、そろそろ仕事に戻りまさぁ〕






沖田は腑に落ちない銀時を残して走り去ってしまった。
銀時は、モヤモヤしながらも裏もんには手を出してないと聞いて少しホッとしていた











(本当かな〜土方の噂…)








そうこう考えているうちに銀時は色店通りに来ていた







(う、疑ってなんかないし…
心配なんかしてないけど!
ちょっと覗きに来ただけだもん)







と、四苦八苦していると色店の中から一人の男と数人の女達が出てきた
銀時はその男を見て影に隠れた
その男は紛れもなく、土方だった






〔土方さ〜ん、又来て下さいね〕

[次は私がお隣に座りますわ!]


「あ〜もう、うっせえな」










土方が女達を撒いて通りをぬけようとする時に銀時が後ろから声を掛けた









『おい、土方…』


「なッ!銀時!?
テメ、何で此処に!?」


『そりゃこっちのセリフだ…』







明らかにドスの効いた低い声に土方は冷や汗を流しだす…








「いや、あの此れには深い訳が…」

『黙れ』








銀時は土方の俯きかげんだった頭を髪を引っ張って無理やり自分の方向へ向け、噛み付くようなキスをした







「ン!?…ふあッ……ァアん//」

『………』


「…ンン…も…ゃめッ…ふゥ…!」








長い間口付けられ、酸素不足になった土方は銀時の胸を叩いて懇願し、やっとのことで離してもらった








『……テメェは誰のもんだ?』


「ハァハァ…俺は、銀時以外誰のもんでもねえ……」


『じゃあ、何してた?』


「ちげえよ…仕事だ」


『嘘つけ…』


「嘘じゃねえよ。
天人の薬の売買がこの店で行われてるって言うから、ずっと前から偵察してた


ったく…理由くらい聞けっての」

『先に言わねえテメェが悪い』


「な…」


『その仕事早く終わらせて、終わりしだい万事屋に来い。
とびっきり甘いもん持ってな。

それまでテメェの連絡は一切受けない。
期限は1週間だ』


「お、おい!銀時!!」






銀時はそのまま無視して行ってしまった











翌日、死ぬ気で仕事を終わらせた土方は天人から仕入れた地球未発売のお菓子を持って万事屋に謝りに行った…












↓オマケ








「そう言えば銀時は何であそこに居たんだ?」


『沖田くんから土方が色店を出入りしてるって聞いたから…つい』

「でもアイツ…俺の仕事内容知ってた筈だぞ」


『え…!』


「総悟め…ちょっと斬ってくる」

『いや、騙された俺も悪いんだし!?
落ち着いてー!!!』








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