мαⅠη
□嫉妬! 土沖Bar
1ﾍﾟｰｼﾞ/1ﾍﾟｰｼﾞ
「おいザキ、総悟は何処行った？」
［沖田隊長ですか？隊長な万事屋の旦那んとこに用事があるとかで…］
「万事屋だと…？
チッ、行ってみるか」
──
────
─────
『……でさぁ』
〔へえ～じゃ……〕
この声は万事屋と総悟…
何してんだ？
『…！ありがとうございまさぁ旦那！！』
〔うおッ！分かった分かった〕
なんだ？あれ…
なんで総悟の奴万事屋に抱きついてんだ？
しかもなんで万事屋は総悟の頭撫でてんだ？
総悟の野郎…俺が居ながら浮気なんてしてやがったのか……
『じゃ！又きまさ～旦那』
───真選組屯所
「おい総悟」
『何ですかい？土方さん』
「テメェ昼間何処に行ってやがった」
『な…何のことですかい？』
「とぼけんじゃねえ！俺ァ知ってんだよ！
万事屋んとこに何しに行ってやがった！？」
『あ…土方さ…』
「ふざけんじゃねえ！
白昼堂々と浮気なんざしやがって」
『ち、違いまさあ！土方さん!!』
「言い訳なんざ聞きたかねえ…」
『違うんでさぁ！！』
「じゃあ何してやがった！？
抱きついたりなんかして、浮気以外にありえねえだろ！！」
『土方さん！聞いて下せえ！！
旦那んとこに行ってたのは聞きたいことがあったからでさぁ！』
「何だ…？聞きたいことってえのは」
『ひ、土方さんのことでさぁ…』
「俺の…？」
『…最近土方さんが忙しかったんで…何か喜ぶことをしてあげたかったんでさ
それで旦那んとこに行ってて、旦那に良い案を教えてもらったんで、感極まって抱きついちまったんでさぁ…』
「そう…だったのか。
すまねえ、早とちりしちまって」
『俺がコソコソしてたから悪いんでさ！
すんませんでした土方さん！！』
「いや…にしても、ありがとな総悟。俺の為にいろいろ考えてくれてたんだな。」
『へへ//照れまさあ～』
「で、どんな案が出たんだ？」
『今で良いんですかぃ？』
「ああ。仕事も一段落ついたんでな」
『じゃあ…』
沖田がおもむろに背伸びをしたと思ったらいきなり土方の首に腕を回してキスをした
「！！？」
『こうやって誘ってみたらかなり喜ぶって教えてもらったんでさぁ☆☆』
「くッ//総悟、今から俺の部屋に行くぞ…」
『ふぇ？』
「いいから来い」
『…あ！最後に旦那に言えって言われたセリフがあったの忘れてやした！』
「何だ？」
『今日は土方さんの好きにしてくだせぇ？』
「…上等だァ！」
『な…あんま引っ張んないで下せぇ！』
翌日、いろんな思いを抱えたカップルが万事屋を訪れたとか……