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□お伽話
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──白雪姫は悪い魔女に貰った林檎を食べ、眠りに就きました……

しかし、白雪姫の噂を聞き付けて来た王子様のキスで眠りから覚め王子様と幸せに暮らしました──









『…バカみたい』



「な〜にが?マーモン」



『お伽話なんて…所詮どっかの誰かが作った作り話。
在りっこ無いのさ』







そう言いながらマーモンは今まで暇潰し程度に読んでいた白雪姫の絵本をフリフリと強調させる様に振りながらベルに見せた





「マーモン夢無さ過ぎだよ!」



『僕はそんな夢なんてみないんだよ』



「……」












マーモンが言い終わるとベルは黙ってマーモンを抱き締めた










『ムッ!?
何するんだい。僕に触れると高いよ?』



「ししし、いーの!
だって俺王子だもん!

んで、マーモンはお姫様!!」



『ム…僕が?』



「そ!
だから〜…」





──チュッ









『!?な、何するんだい//!!』



「お姫様は王子のキスで夢さら覚めでしょ?
でもマーモンは夢見ないから。

だからマーモンは俺のキスで夢を見るの!」



『…夢を?』



「そ!
マーモンは俺のキスで《ずっーと俺から離れない》って言う夢を見るんだよ」



『ふーん…

いいね、それ』



「ししし!でしょ!?」



『うん。だけどキスなんてしなくてもベルだったら…
側にいてあげてもいいよ//』



「!マーモン大好き!!」



『ムム!
あんまり屈着かないでよ///
S級ランク分の報酬を貰うよ!』


「ししし☆
いーよ!それでマーモンに触れることが出来んなら☆」



『ム!///
わ、分かったから屈着かないで』















(お伽話なんて信じないって思ってたけど…

ベルに出会ったその時から

僕はお伽話の住人……)










↓あとがき☆




ぅゎ(´Д`)
駄文Σ( ̄□ ̄;)

もっと精進します!

苗さん!
400番踏んで下さって、キリリクして下さってありがとうございました!!

又のご要望お待ちしております☆


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