мαTη

□宛先:神様
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拝啓、神様。

お元気ですか?
今回手紙を出したのは、貴方に願い事を一つ叶えて頂きたいからです。

その願い事とは、


『銀時、何書いてんだ?』


「うるせえ、秘密だ」









脱線しました。すいません。

願い事とは、俺の隣にいる恋人についてです。

俺の恋人は、外では鬼の副長として皆に一線おかれていますが、俺の前ではニャンニャンです。
少し可愛いです。
それにすごく偉そうで、俺様なんです。すぐになんでも力で解決しようとします。
そんなとこもちょっと好きです。







「銀時〜何してんだよ
それ、誰に送るんだ〜?」


『うるせえ。秘密だっつってんだろ!』


「チェッ
男じゃねえだろうな?」


『ああ。(多分)』









今のやりとりの通り、かなり嫉妬深いです。
そういうとこにも惚れてます。





嗚呼、神様。

俺の願い事は…






「……出来たのか?」


『ああ。』


「見せろよ」


『ダメだ』


「なんでだよ!!」


『安心しろ。お前以外に男なんていねえから』


「当たりめえだ。居てたまるか」








どうか…

あの愛しいバカとずっと一緒に居させて下さい……










銀時はおもむろに手紙を破くと空に向かって投げ捨てた







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