05/18の日記
15:28
銀魂でお試しうp
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*テスト的な投稿です。名前変換はありません。
*久しぶりに某動画サイトの勘違い乙女ゲーを見て作ってみた
全てを捨てたかった。
それほどまでに、私の心身はボロボロだった。
せめて、一時、ほんの一晩だけでもいい。
全てを忘れるほどの快楽を味わいたかった。
真面目だとレッテルを貼られ、つまらないと言われた私が、生まれて初めて踏み入れた場所。
―新宿歌舞伎町
高い高いゲートをくぐり抜け、意を決してネオンの中に身を投じたはいいが、慣れないことをしたからか、激しいめまいに襲われ、貧血で倒れてしまった。
流石は日本一の繁華街という所か、次に目覚めた私は、先程と同じゲートを見上げて寝そべっていた。誰も心配も介抱もしてくれなかったことに絶望を感じたが、それならそれでいい。だから私はここにきた。
思い体を持ち上げて周りを見回して、そこでやっと私は異変に気が付いた。
ド派手なネオンは淡い光を放つ提灯となり、人々の服装も洋服と和服の比率が明らかに逆となっていた。
そして一番可笑しいのは、変なお面を被っている人が多いことだ。
そこのドン・○ホーテで買ったのか?
犬やら何やら、いろんなお面があるものだ。
「ウゲーーーーー」
という音のあと、ビチャビチャという不快な音が私の耳に入ってきた。独特のあの異臭もする。
思わず顔を顰めてそちらの方を見ると、路地に人が蹲っていた。
正直関わるのは面倒だが、放っておかれるのも、先程の経験からいうと悲しいもんだ。
「大丈夫ですか?」
ヨロヨロと立ち上がり、蹲っている人の近くまで行って、そっと背中をさすってやる。
その人物は、とても綺麗な銀髪で、ウィッグなのか色を抜いたうえで染めたのかわからないが、ふわふわと気持ち良さそうな髪質をしていた。
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