02/05の日記

01:54
返歌
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*以下、忍色の『伝説は』設定でお送りします。夢主はデフォルト名で失礼します。

団「聞いて聞いて!」

庄「団蔵、うるさいよ。あ、皆様お久しぶりでございます。黒木庄左ヱ門です。」

団「庄ちゃん、冷静さ発揮してる場合じゃないって!大変なんだよ!」

庄「何が大変なんだい?」

団「正月の小話で、管理人が静に自作の和歌詠ませてただろ?その返歌を頂いたんだよ!」

庄「そうなんだ。団蔵より早く返してくださった方がいたんだ。」

団「言っとくけど、俺、返したからな!ちょっと遅くなったけど、書かれてないだけで返したからな!」

庄「団蔵、うるさいよ。で、誰から頂いたんだい?」

団「それが、めい様からなんだよ。」

庄「めい様か。じゃあ、めい様からの返歌を紹介する前に、小話で静が団蔵に贈った和歌を振り返っとこうか。」

団「庄ちゃん、やっぱり冷静ね…。」



元旦、鏡に書かれて

くもりなき鏡の山に光射し
 明らけき世を我にうつすや

返歌

春の香をうつしとどめよ鏡山
 はしに入るべき花ぞ見ゆると



庄「管理人の下手な歌に、よく付けていられるね。」

団「本当にありがとうございます!」

庄「めい様にはもう返事はしたのかい?相互のサイト様だから、誠意を持ってお返ししないとね。」

団「静への返歌だから、静に行ってもらった。ちなみに、静の返歌も預かってるから、庄ちゃん見て見て!」


春風や花の香をだにうつらせば
   枝より流るる露にこそ濡れ

あふがるる佐保姫ともし鏡山
   君が袖に香うつろはさば



庄「一首目、静らしくないね。」

団「静曰く、和歌だかららしい。俺、その辺全然わかんないけど。」

庄「皆様に一応説明しておくと、複数の返歌を詠むことは普通にあったことなんだ。機知に富んで自信がある方を最初に書いて、次に無難な和歌を添えておく。そして、お好きな方をお選び下さいと相手に任せてしまうというわけだ。」

団「へぇー」

庄「けど、これは二首目無難でもないね。確かに内容は無難な恋歌かもしれないけど、語呂が悪い。管理人、静の名前使うなら、もっと良い歌詠みなよ。素敵な歌を下さっためい様にも申し訳ない。」

団「そうだそうだ!」

庄「そういえば団蔵、返歌をこちらに載せる許可、もちろんいただいてあるんだよね?」

団「……」

庄「めい様、重ね重ね申し訳ありません。後日、改めて謝罪と許可を求めにお伺いします。」

団「ごめんなさい!」

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