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□誤解
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★居酒屋で
「ら、乱菊さぁ〜ん……。」(小声)
「ん?どしたの?雛森。」
ビールを煽る乱菊
「あたしの隣りの人、ずっと睨んでくるんです!席代わってください〜。」(泣)
「隣り?ああ、日番谷ね。あれは、あんたのこと見つめてるのよ。」
「ぜっっったいに違います!ほら、また睨んでる〜!あたし怖いです。帰りたいです!」
「まだ一時間しかたってないじゃない。だぁ〜いじょうぶだって、雛森のこと気にいってんだから日番谷は。」
「明らかな嘘言わないでください!ひぃ!まだ見てる〜!あたし帰り道で殺されちゃいます〜」
日番谷は殺人鬼じゃないんだから…。
「いいえ!あり得ます。あの目は人の一人や二人殺っているかもしれません。」
「あ…、聞こえてたの。」
確かに目付きは悪いけど…
「日番谷って凄〜くモテるのよ。隣りの席なんてラッキー☆なのよ?ほら、よく見て、格好いいでしょう?」
「…だったら乱菊さんがいってください…。あたしはゴメンです。」
たのしげに話している織姫やルキアが羨ましい。
「ああ、ほら泣かないの。わかったわかった。雛森は二軒めは行かなくてもいいから、ね?今日は織姫に協力するんでしょ?」
「……はい。そうですね、織姫ちゃんがうまくいくなら…。」
「し、しょんぼりしないで。あ、ほらほら一杯飲んでいきなさい。さ、グッと一杯。」
「はあ…。」
何 話してんだろ?
それにしても後ろ姿も可愛いな、ちくしょう!
*2サークルの親睦会という名の合コン
ボランティアサークルで、以前、合同で活動した時に日番谷は雛森に一目ぼれ。雛は覚えてません。
という裏設定。
ちなみに日番谷は乱菊さんに頼んで座席操作をしました。
織姫は黒崎狙いってことで。(え?補足おおすぎ?)