ss

□五周年記念話「ワンシーン」
2ページ/27ページ

檜佐木





やっぱりお前らと飲む酒は味が違うな。
なんていうか、供に死線をかいくぐってきた戦友みたいな?袂を分かち合った仲間的な?


霊術院時代からの付き合いだからかな、一緒にいるとこんなに落ち着いた気持ちになるのは。
お前らとならあの頃は良かったな、なんて話もできるし。

え?俺らしくない?
なんでだよ、俺がセンチメンタルになっておかしいかよ!
はぁ?似合わない!?
ば、馬鹿やろう、こう見えて俺はデリケートでナイーブな少年なんだ!
外見はワイルドな野郎だけどな、心はいつもピュアなんだよ!笑うな!

今夜は帰さねぇからな!え?乱菊さんに言ってみろって?

それは…また…別の話だ!




 
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ