短編1

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*原作斬魄刀 逆撫+飛梅(逆撫のキャラ激しく捏造)










「………初めまして……あなたの持ち主が桃の新しい上司なのかしら?あのおかっぱの。」


「あ?なんやお前?桃の斬魄刀か?やっぱり持ち主と刀ってやつはどことなく似るもんなんやな。桃もちっさい女やと思たけどお前も小さいな。」


「………むかつく関西弁野郎ね……。」


「なんか言うたか?」


「いえ、これからも宜しくお願いしますわ。」


「言うとくけど俺に嘘や建て前はきかへんで。全部お見通しや。お前今俺のこと胡散臭いやつやと思たやろ。」


「あら…私はそんな…。」
「隠しても無駄や。」


「………なるほど…あなたには常に本音で話すしかないのですね?」


「あぁ、そういうこっちゃ。可愛い顔したお嬢ちゃんやけどけっこう強かなんはわかっとる。」


「ふん……なら話は早いですわね。私が言いたいのはただ一つ、軽々しく桃さんに近づかないでほしいということですわ。あなたの持ち主の関西弁が桃さんに染ったらどうするの。それに顔を必要以上に近づけて話さないでくれません?桃さんに唾が飛んで汚いったら!密室の執務室でおならも止めてください。桃さんは生理現象だからと苦笑いで済ましてらっしゃるけれど笑って済む程度の臭いじゃありませんから。あと、お洒落が悪いとは申しませんがあなたのところのおかっぱ野郎…失礼、持ち主のクリーニング代、五番隊の経費で落とすのも止めていただきます。ネクタイくらい自分で手洗いしやがれとお伝えくださいませ。要するにつまらないことで一々桃さんを困らせないでほしいということですわ。あと!私のことお嬢ちゃん呼ばわりするのは止めてくださいな!」



「………少しはワンクッション咬まして物言おうや。」


「だってあなたは人の心が読めるんでしょ?だから隠し立てしてもしょうがないと思いまして。」


「心が読めるわけちゃうわ!なんとな〜く感じるだけや!そんな棘付きの豪速球投げられたら俺の心が砕けてまうやろ!」


「あ、あら、そうなんですか?以後気をつけますわね。」


「頼むで、お嬢ちゃん。」


「……………………爆発すればいいのに。」


「またなんか言うた−−−−!」









*メンタル面は繊細です。
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