09/23の日記

01:05
汚物男子悲愴観念
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夜がふけて逝く
空が白んじて
鳥が囀り
木々が眠りから醒める
古い洋館2階
窓辺に人影1つ
薄いカーテンの向こう
揺れる長い髪
割れた唇からは
甘い吐息が漏れる
嗚呼、君は誰?
呼ぶ声虚しく
影は揺れるだけ
白い柔らかな肌
侵しえない睫
風に靡く錦糸
赤い赤い髪一筋々
全てが狂おしい
嗚呼、君は悪魔の様
天使の皮を被り
血濡れた翼
その我が儘な笑み
全てを虫けらの如く
見下す青金石の瞳
どうか、
どうか僕を罵り
そのヒールで踏みにじり
唾を吐きかけて下さい
美しさの欠片もない
この僕を…‥

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