09/04の日記

22:44
逢イノ詩
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貴方に触れた指先に
貴方の香りが残るの

貴方に触れられた体が
熱く熟れた果実の様で

私の全てを狂わせた
私の全てを狂わせる

貴方と私は体だけで
貴方には守るべき人が

私には何も無くて…
私には何も居なくて

貴方の隣に居るだけで
隣に居れるだけでただ

もう何も考えれなくて
何も考えれていなくて

貴方に満たされるだけで
私はこの世で一番幸せで


貴方と別れる時が
一番の苦しみなの

貴方には待つ家族が居て
私には引き止める術なく

貴方とお別れの時に私は
ちゃんと笑顔で居れた?

愛おしい貴方にだけは
心配させたくないから

辛いのを押し殺して
笑顔で家族のもとへ

私の手元には貴方に
触れた香りと感触が

水に流れて消えてしまう
そんな儚いものばかりで

子宮の貴方の残滓が
貴方に愛された証し

今日、貴方に出逢えた
今日、私はそれだけで

明日、貴方に逢えなくて
明日、私は独りきりでも

昨日、貴方に逢えたから
現在、私は生きてられる

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01:41
和歌@
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常闇の
調べ奏でる
風音よ
過ぎゆ時なぞ
愛しかの者


とこやみの
しらべかなでる
かざおとよ
すぎゆときなぞ
いとしかのもの


風の吹く音が
音程のようですね
この様な時の流れに
愛おしいあの人と
過ごした時間を
思い出します

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