09/01の日記

22:27
北欧の神々について
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君は 陽光の中
駆け巡る 月を求め
星空の 運河の
ペガサスになる
僕は 霹靂の中
珊瑚の 砂漠を求め
感嘆の 黄昏の
クジラになるのか



嗚呼 暮れゆく
ウトガルドの王よ
汝は 何を探求するのか

嗚呼 満ちゆく
女 アングルボダ
汝は 何を背徳とするのか

かつて
フレイとフレイヤの
両の親が 行(おこな)いは
ヴァンの神々を 振興させ
ニヴェルやヨーツンをも
魅了させる子を たもうた

かつて
過去と未来を分かちし
巨人族の王の 変動は
アースの王たる者を
魅せ付けた
今に思えば 過ちか
王・オーディンは
己が血を 分け与えたもうた

我が子を与えた
邪神は まごう事無く
者々の心奪う 男であった
それは 時に残虐に有り
残忍に在った
大衆はこう 言うであろう
" 奴は邪神だ "

全知全能たる 神々の王は
その兄弟により
巨族たる発端
ユミルを 征し
かの者の 肉体をもって
世界を創造した
我々は かの者の
頭蓋 血肉 骨類の下
生を受け 暮らしているのだ

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