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□俺、アメーバになりたい
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「お早うございますっ十代目!」
「おはよー獄寺君」
うん、今日も十代目は凛々しいぜ!!!
俺、アメーバになりたい
「獄寺ーっ!!おはよー!!」
…来た
「オイ野球バカ、朝練どーした」
「獄寺の為なら朝練でも何でも休むのなー」
…頼んでねー
なんかニヘニヘ笑ってやがる。
うっぜー
「山本、朝練は出ないと駄目だよ!獄寺君は俺が守るからさ!」
「十代目の仰るとうりだ!」
…守るのは俺だけど。
十代目も人間だ、間違い位するよな
「そうかー?ツナ守れんのかー?」
「君も守れるの?隼人には僕だけで十分だよ」
「あー…雲雀」
別に誰も驚かない。
だって毎日だからな。
「クッフフ!隼人君はこの僕がお守りします!!」
あ
「パイナポー」
「何、何か用なの?ナッポー」
「ナッポーには無理だと思うのなー」
「だそうです、さよならナッポー」
皆ヒデェ。
ナッポーだから良いけどしかも毎日の事だけどでも皆ひでえ。
皆黒いオーラ放ってる気がする。
怖えぇ
「クフ!皆さんナッポーがお流行り何ですねナッポー!!コレで僕も流行にのれましたナッポー!!!」
なんか変にポジティブじゃねーか。
でも涙が出てんな。
ま、いいか
「じゃ隼人、誰か選んで?」
「は?」
「獄寺がそこの南国植物と戯れてる間に誰に守って貰うか、」
──獄寺に決めて貰う事になったのなー
───のなー…
冷静になれ俺
俺がコイツと遊んでる間になんだか色々決まってしまったみたいだ
「俺は勿論十だいうえおーう」
おっと
危ねえーー!!!
「どうしたの獄寺君?勿論俺だよね?」
いやそうしたいのは山々なんスけど身の危険を感じるんです、十代目
とりあえず俺は───
「アメーバになりたいです」
勿論本体は十代目をお ま も りします
───雲雀の「隼人ったら馬鹿可愛い」と言う言葉は聞こえ無かった事にする
おわり。
→後書き