□パンチラもといナマチラしちゃえ!!大作戦
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『つかさー…高杉ってさぁ…』


「晋助様っスよ!!なに呼び捨てにしてんっスかぁ!!」


『うっせー、また子、あんなん呼び捨てでいいんだって。つか、本題入らせろって』


「いや、だめだろ。で、なんスか?」


『高杉ってさー、ぜってぇパンツ穿いてないと私は思う』


「ぶほぉっ!!ちょっ、なに急に言い出すんスか!!」


『ふと思ったんだよね。だって、ほら、高杉ってエロテロリストじゃんかぁ。しかも、あの派手な女物みたいな着物見て、あんなはだけて着ちゃって、あのエロい腰…』


「なんか最後の方ちがくね?」


『食べた…ちがった、えっと、ほら、とりあえずめっちゃはだけてんじゃん?』


「まぁ、確かにそうっスね。あれは目のやり場困るっス」


『変態がっ』


「エロい腰って言ったアンタに言われたくないわ!!」


『で、はだけてる直線上、そのまま下に下ってくと…なんか穿いてない気がするんだよねー』


「なに言ってるかわかんないっス」


『足袋も履いてないわけだし…尻もエロいし』


「だから関係なくね?アンタの方が変態じゃん」


『あれは絶対穿いてないね!!絶対そうだっ』


「いや…そうっスか?さすがに晋助様でも穿いてると思うんスけど」


『甘いな、また子。だから、お前はパンツにシミつくんだって』


「それ関係ないからあぁぁっ!!!絶対ないもんっ、そんなことないもん!!ちゃんと毎日変えてるから!!なんなら見ますか!!?」


『いい、そんな趣味ない。高杉のだったらほしい』


「十分悪趣味っスよ。私もほしいっスけど!!」


『パンツ穿いてないと思うんだけどなー……だって、エロテロリストなのに穿いてるっておかしくない?』


「おかしくない…おかしいっスかねぇ……あー、でも、そう言われるとなんかおかしい気がしてきたっス……トランクスはなんか嫌っスね」


「確かに。水色の縦じまだったら泣く」


「わかるっス!!それはキツイッスね!!他の色でもなんか似合わないっスよ」


『なんかあの下にトランクス穿いてるの想像したくない感じだよね。ボクサーパンツでもなんか普通だから嫌だ』


「あー、わかる!!晋助様には普通すぎますよね。あとブーメランもキツクないっスか?」


『あー、わかるー。なんかもっこりしてるの想像したくない。あっ、勃ってる時だったら非常に萌える』


「鼻血」


『トマトジュースだよ、これ。ねぇ、さぁ、ブリーフだったらウケることない?!』


「うわっ、それだけは想像したくないっス!!嫌ああぁぁぁっっ!!!」


『ショタネタだったら、マジヤバイんだけどね』


「確かにっ!!!」


『そうなると、やっぱ穿いてないことになるんだけど…』


「いや……やっぱりさすがに何か穿いてるっス!!あれ一枚じゃ、きついっスよ、腹壊しますって」


『んー…よしっ、じゃぁ、実際に確かめよう!!』


「うえっ!?それ、本気っスかぁっ!!?確かめるってことは、つ、つまり…」


『題して、『パンチラもといナマチラしちゃえっ!!』大作戦!!』


「な、ナマ…ッ!!」


『なんとしてもやるぞ!!また子!!チラでも覗くのでもいい、とにかく見る!!』


「で、でも、さすがに…殺されるっスよ…」


『見たくないのか、また子。
 知りたくないのか、また子。
 ナマチラしたくないのか、また子!!』


「お、おおっ!!したいっス!!」


『殺されないようバレないようにナマチラするぞ!!そのためには、まず作戦会議だ!!全国の腐女子よ、オイラに力をー!!』


「力をー!!マジでがんまりましょう!!」


「おぅっ!!乗ってきたな、また子!!早速考えよう!!」






こうしてバカな作戦の幕が開けたのだった…




続く
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