夢
□お母さん的存在
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『新八も大変だよねー』
「はい?なんですか、いきなり」
『いや、いつも掃除したりご飯作ったり洗濯したりさぁ』
「まぁ、仕事ですからね。
実際、神楽ちゃんも銀さんもやらないんで、僕がいつのまにかやるはめになってるだけなんですけどね」
『へー』
「そう言うだったら手伝ってくださいよ」
『やぁーだ、めんどいし、そーゆーの苦手なのー』
「ははっ、まぁ、そういうと思ってましたけど」
『新八、お茶ぁ』
「大変とかいっといてさらに仕事増やすのかよ!」
『おちゃぁっ!!』
「駄々っ子か!!はぁー・・・わかりましたよ、今持っていきますから」
『ありがとー』
「・・・・・・・・はい、どうぞ」
『んー』
「たく、まだ掃除終わってないのに・・・」
『新八くん新八くん』
「次はなんですか?」
『新八はさー、お母さんみたいだねぇ。おかぁあさぁん』
「ちょっ、やめてくんない?!お母さんじゃないから!!あんたのお母さんになった覚えないから!!」
『お母さんのにおいー』
「わっ!!なに抱きついてんですか////」
『んー、お母さんだから』
「だからお母さんじゃないって言ってんでしょーが!!もー離してくださいって」
『新八くん、そんなお母さんなところも好きだよ』
「・・・・・・・はっ?」
『だからー、好きだってつってんのー。お母さんは耳が悪いのかなー?』
「お母さんじゃないから!!じゃなくて、今な、なんて・・・っ」
『はっ!もう3度目はいわねぇ!!』
「おねが・・・あっ、ちょっ、眼鏡とらないでくださいよ!!」
『こっちこっち』
「いや、返してくださいって、もう!!」
男としてそういったんだよ?
END
やたら甘い