夢
□ミントンの狂気
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「フンッ、フンッ」
「見てくだせぇ、土方さん。ザキのやつ、また仕事もしないでミントンやってますぜぃ？」
「ッのやろ･･･」
『土方さん、ちょっとお待ちくださいな♪』
「あん？」
『やだっ、なんの前触れもなしにエロい声出さないでくださいよぅっ☆』
「ちげぇよっ!!どこが？!文字だけでそう判断するの止めてくれる？！」
「土方さん･･･」
「ちょっ、なにその目!!違うからね、そういうのじゃねぇから!!」
『はいはい、私はちゃんとわかってますよ』
「主犯にそんなこと言われたかねぇよ!!」
『そんなことより、土方さん、私にザキをお任せ下さい!!』
「はぁ･･･？別にいいけど･･･」
『あのジミィを懲らしめてご覧にいれましょう!!』
「なんか言い方気持ちわりぃな･･･まぁ･･･頼む」
『はい!!』
「アイツ、いったい何するんでしょうねぃ」
「わかんねぇ」
「あっ、ザキに話しかけた。あっ、手にミントンのラケット持ってますぜ」
「まさか、アイツ、一緒にやる気か？」
「そうみたいですね。あーぁ、サーブ権はザキですぜ」
「アイツ、何やってんの?!さっき言ったことと真逆じゃねぇー･･･」
「あっ」
ビュンッ
バコォォォォォォッッッ!!!!
「ぐぼぉぉっ!!!」
「ちょっと、あんな羽が網突き破るとこ初めて見ましたよ、土方さん」
「･･･俺も、ミントンの羽当たって、人が血ぃ吐いたと初めてだぞ」
「ザキ、死にやした？」
「死んだんじゃね？」
『土方さぁぁぁぁん!!!やりましたよぉぉぉ!!!』
「殺りましたよ、に変換しなくていいんですか？」
「怖っ･･･」