黒バス&その他&おお振り 

□バカップル
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『だー、もう!!そんなことくらいいいじゃんかぁっ!!』


「よくない!!そんなこととはなんだ、俺にとっては生死に関係するくらい大事なことなんだぞ!!」


『どんだけデッドアライブなんだ、お前の人生!!じゃあ、今すぐ死んでこいよ!!バカキッド!!!』


「おいおい、どうしたんだよ。うちに来てまだ一時間も経ってないうちに喧嘩か?」


『リズ、聞いてよ!!このボンボンバカったらね、ちょっと邪魔だったからそこの壺どかしたらめちゃくちゃ怒るんだよ?!意味わかんない!!』


「邪魔ってなんで?つか、お前、結構人んちで自由するな」


『歩くのに邪魔だった』


「それだけで?!あー・・・でも、あの壺は確かにあの位置じゃ邪魔だったな」


「リズ!!貴様まで何を言うか!!」


『ほらねー、リズだってこう言ってんじゃん!!』


「我慢しろ!!せっかくあそこの壺とシンメトリーだったというのに!!シンメトリーの美しさがわからないのか!!」


『わかるか、ボケ!!ていうか、キッドのはやりすぎなんだよ!!』


「どこがやりすぎだというのだ!!」


『すべてだよ!!もー・・・私とシンメトリー、どっちが大事なわけ!?』


「どんな比べかただよ」byリズ


「それは・・・っ」


『なんでそこで戸惑っちゃう?!!なに、私なんてどーでもいいの?!』


「そ、そんなことはない!!お前を一番大事に思っている」


『シンメトリーよりも?』


「・・・・・・・・・シンメトリーも大事」


『そこは嘘でもいいから頷けよ、バカ!!もういいよ、わかった。キッドが私をどう思っているか』


「な・・・っ」


『そんなシンメトリーが好きなら、一生シンメトリーと暮らせばいいわ!!私じゃなくてシンメトリーな女の子でも見つけて、シンメトリーなもん眺めて腐ってればいいんだ!!帰る!!』


「ちょ、ちょっと待てくれ!!俺は恋人はお前じゃなきゃだめなんだ!!」


『キ・・・キッド・・・ッ』


「俺はお前とシンメトリーを眺めて一緒に腐りたい!!」


『キッド・・・ッ!!』


「世界一愛してるぞ!!」


『私も!!』


「なんかウザイ仲直りの仕方だな」


『だけど・・・キッド・・・』


「なんだ?」


『結局私はシンメトリーには勝てない・・・』


「そ、そんなことはない!!」


『ホントに?』


「あぁ。これからがんばってなお『じゃぁ、あそこの額縁2センチずらして?キッドの手で』えっ」


『私のこと世界一愛してるんでしょ?!』


「もちろんだ!しかし、2センチも・・・というか、今はむr『できないの?』う゛っ」


『やっぱりできないんだ・・・』


「く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・み、見てろ!!」


『キッドっ』


「俺の愛をよく見ておけ!!」


『う・・・うん』


「すげぇ!キッドのやつ本気だ!!」


「ぬおおおおおおおおぉぉぉぉっっ!!!!!」


『キッドがんばって!!』


「全然動いてないんだけど」


『キッド、あと少しだよ!!』


「あと、1センチと5ミリな。キッド、目ェ瞑ったほうがいいよ」


「リズ、いい考えではないか!!待ってろ、俺の愛を受け取ってくれ!!!」


『キッドー!!』


「くそおおおおおおおぉぉぉぉっっっっ!!!」


『がんばって!!キッド!!愛してる!!』


「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉおおおぉぉぉっっっ!!!!!!」


『キッド・・・っ!!』


「ホントにずらしやがった・・・っ」


『あぁ、キッド!よくやった、よくやったよ!!』


「ホントか・・・?」


『うん!!すっごいかっこいいよ!!キッド!!』


「見たか、俺のあ・・・がふっ!!」


『キッド!!だ、大丈夫?!血吐くまでがんばってくれて・・・私、見たよ、キッドの愛!!ちゃんと見た!!最高だったよ!!大好き、キッド!!誰よりも愛してる!!!』


「そう、か・・・俺もあぃs・・・げほォっ!!」


『キッドぉぉぉぉぉ!!!!!』










「アホか、こいつら;」



END



これでもギャグのつもりです;

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