□パンチラもといナマチラしちゃえ!!大作戦
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高杉夢『パンチラもといナマチラしちゃえ!!大作戦』より




『あのエロテロリストめっ!!ことごとく却下しやがって!』


「ちょっと…頭から血が噴き出してるっスけど、大丈夫っスか?」


『大丈夫、トマトジュースだから』


「それならなおさらひどいっスよ!!」


『それより、前回は予想の範囲以内!!まだまだいくよ、絶対諦めない!!』


「すでに無理な気がするんスけど、気のせいっスか」


『ばっか…気のせいだ、また子!!絶対見れるもん!!』


「もんって使わないで」


『さて、次の作戦DEATH☆』


「もうめちゃくちゃだな」


≪作戦その2 シースルー着物をプレゼント、着てもらってもろに見ちゃえ!!作戦≫


************


「なんだ、これは…」


『今日は晋助の誕生日な気がしたからプレゼント!!』


「なに、気がしたって。今、真冬じゃねぇか。明らかに今日は誕生日じゃねぇんだけど」


『本当細かい男だなー…』


「お前は本当腹立つ女だな」


『じゃぁ、日頃お世話になってるってことでいいだろ!!バカ野郎が!!』


「なんで逆ギレ?俺がキレたいぐらいだわ、アホ。つか、これがその日頃世話になってるって気持ちってか…」


『そうっ、ぜひ着て』


「断固拒否。なんでこんな気持ち悪いもん送った」


『気持ち悪くないよ!!晋助はエロテロリストだから、さらにしぇくしーになってほしくて』


「いい加減にしろ、そして、キモイ言い方すんな。セクシー以前にこんなの着たらただの変態だろ、即行捕まるわ」


『いやん、晋助がセクシーって言った!!』


「うぜぇな」


『大丈夫、晋助もう犯罪者じゃん』


「………」


『ねっ、着て?』


「いやだね」


『しんスケスケ』


「死ね」


『ああぁぁっ!!!10万したのにっ!!』


シースルー着物(¥100000)、海に捨てられクラゲに


――――――――失敗


**********


『ひっぐ…10万がクラゲに…』


「ちょっ、泣かないでくださいよ…つか、あれ10万もしたんスか!!」


『高かったのに!!天然素材で肌にも優しかったのに!!』


「もう何にも言えないっス。次はどうするんすか?」


『くそ、あの鬼!!今度はこれだ!!』


「こ、これは!!」


≪作戦その3 丈がかなり短い(例:十五巻参照、九兵衛の衣装)女物のあの着物をプレゼントで、それこそパンチラしちゃえ!!作戦≫


「これいいっスね!!めちゃくちゃかわいいじゃないっスか!!しかもゴスロリ!!」


『やっぱそう思う!!?晋助はゴスロリが似合うと思ったんだよね!!』


「これはなんとしても着せたいっスよ!!」


『これ着せて襲…いや、写真撮ろうぜ!!それから、パンチラ!!』


「激写っスね!!やべっ、いつも以上に燃えてきたっスよ!!」


『よっしゃ!!早速作戦決行だ!!』



***********


『今度はこれプレゼント!!』


「絶対晋助様に似合いっスよ!!」


「……………」


『あっ、これ喜んでるんじゃね?』


「マジっスか!!最高っス、晋助様!!ぜひ着てみてくださいよ!!」


「………誰が着るか、カスが!!」


『ああああぁぁっ!!!』


「ゴスロリが微塵切りに!!!」


『コスプレイの夢がああぁぁぁっっ!!!』


「お前らいっぺん死んで来い」


『「ひぎゃああああああああああああぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!!」』



――――――――失敗



まだまだ続く
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