ルルC(All Character)
□〜Sweet Time〜
1ページ/4ページ
「もうすぐバレンタインデーか…」
チラシの特集を見ながら呟やくカレン。
(う〜ん、やっぱりこういうのは手作りの方が…でも、ルルーシュを満足させられるお菓子なんて私に作れるのかしら…;)
カレンは料理全般に於いて並みのシェフ級の腕を持つルルーシュを思い浮かべ、頭を抱える。
そんな時に背後からかけられる声。
「ほほぅ、あいつへのプレゼントを考えてるのか?」
「C.C.、あなたいつの間に!?」
「何だ、私に見られると困ることでもあるのか?」
いつの間にかやってきたC.C.は意地の悪い笑みを浮かべカレンを見る。
やはり、カレンが口でC.C.を言い負かせられる機会はほとんど無く…
「べ、別にそういう訳じゃないけど…」
「ルルーシュを喜ばせたいのなら、私がとっておきの方法を教えてやろうか?」
「ほ、本当!?」
思わず身を乗り出してからカレンは、しまった…と心の中で呟く。
「それはだな…」
「それは…?」
「簡単なこと…お前自身をプレゼントにすればいい」